ブックキュレーターhonto代表 加藤嘉則
強く生き、生きようとする女性の物語
時代がいつであれ、大きな力に与えられた境遇がどうであったにしても強く生き、生きようとする女性の姿は心揺さぶるものがある。時にその性に生まれたことによる困難を試され、時に時代にあわぬと言い切られる。それでもなお、つよく生きる女性の、はたまた、弱さゆえに強さを生む姿を伝えるそんな物語をあつめてみた。
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戦後である。強くあることこそ強さとした世。表に見える強さはもろさもはらんでいる。過ちの中に、無知の中に、不器用さの中に、弱さの中に、本質的な強さが生まれ育つ希望を示す。
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やわらかな語り口である。サンドイッチは端まで中身があってほしいという。丁寧に大切に書かれた毎日。「それで売れたのではない。それをバネにしたのだ。」これほどに彼女の覚悟を示す決然とした言葉があるであろうか。
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瀬戸内寂聴全集 13
瀬戸内 寂聴(著)
かつて女性は太陽であったとはあまりに有名な宣言である。太陽が宇宙の中で激しくも燃え続け、そして生命の源である光を地球に運ぶように、平塚らいてうは熱く時代を照らした。触るものを焼き尽くさんとするようなその激しさは、思想により構成されたものというよりは授かったであったか。
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ブックキュレーター
honto代表 加藤嘉則株式会社トゥ・ディファクト 代表取締役社長。山形県出身、筑波大学卒。DNP(大日本印刷)の電子出版ビジネス立ち上げプロジェクトに参画後、2013年3月に現職に就任。「本好きに愛される書店」をめざしハイブリッド書店hontoの改革に向けて奮闘中。隙間時間でスマホを使って電子書籍を読み漁る。「理解する事よりも本から感じる」ことが大切と考え、分野選ばず真実を探し求める。好きな作家は山崎ナオコーラ、遠藤周作。
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