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こんなものまで日本発?身近にある発明品の開発秘話が明かされた本
私たちの身の回りには生活を助けてくれる製品がたくさんあります。そのなかには日本発のものも多く、その開発には多大な苦労が隠れています。ここでは私たちの身の回りにある日本発の発明品と、その開発秘話がまとめられた本を紹介します。何気に使っている製品も、そのバックグラウンドを知ることによって親近感が湧いてくるでしょう。
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世界一のトイレ ウォシュレット開発物語
林 良祐(著)
もともとアメリカで医療用に使われていた温水洗浄便座を、一般向けに改良してできたのがウォシュレットです。本書では、その開発にまつわるエピソードや海外展開をする際の苦労が明かされ、次世代のトイレに関する情報までもがまとめられています。今や「くつろぎの空間」といっても過言ではない「トイレ」に、奥深さを感じるようになるでしょう。
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カラオケボックスは岡山県のうどん屋から生まれた、ということをご存知でしょうか。本書ではカラオケがどのように開発されたのかという初期のストーリーから、通信カラオケの開発秘話まで、その歴史が詳しく紹介されています。今や世界に普及したカラオケボックスの、興味深いバックグラウンドを知ることができる一冊です。
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青色LEDは実用化に至るまでに相当な苦難がありました。著者の天野浩は、青色LEDの発明で2014年にノーベル物理学賞を受賞した一人。本書では青色LEDの仕組みや実用化への道のりのほか、将来のエネルギー不足に対する貢献の可能性が示唆されており、これからのエネルギー問題を考える上でも読んでおきたい一冊です。
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「チキンラーメン」を開発した日清食品の会長・安藤百福の自伝です。自宅の庭に立てられた小屋の中で開発したという逸話など、インスタントラーメンの開発や販売にまつわるエピソードがまとめられています。今や世界中で愛されているインスタントラーメンですが、開発当初にはこんな苦労があったのか、と驚かされること請け合いです。
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カッターナイフ、注射針、アニメ、数独など、さまざまな日本初の発明品や芸術作品などを紹介している本です。日本初の多くの発明品やゲーム、アート作品が海外でも高い評価を受けていることが指摘されていて、日本の底力の強さを感じることができます。日本の発明品には「かゆいところに手が届く」ものが多いのだな、と気づかされることでしょう。
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