ブックキュレーターhonto編集員
グローバル資本主義を問い直す。その手がかりとなる本
今さら資本主義経済をやめるというのは非現実的な話ですが、現在のグローバルな資本主義経済は極端な経済格差を生み出し続けている、という現実があります。資本主義のシステム自体に欠陥があるのだとすれば、いったい何が問題なのでしょう。ここに集めたのは、グローバル経済を根本から問い直す手がかりとなる本ばかりです。
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資本主義の精神は、実は私欲を嫌うプロテスタントの倫理観から生まれた?ということを問う一冊です。「プロテスタントがなければ資本主義は存在しなかった」と断言はされていませんが、資本主義の精神の出自はそもそもローカルなものである、ということが説かれています。現在の資本主義との違いを確かめることができる、20世紀初頭の名著です。
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表題の論文は20世紀末に書かれたものながら、世界経済にとって本当に恐ろしいのは基軸通貨であるドルのハイパーインフレであると看破し、あの「リーマンショック」を予見しています。そして、著者の岩井克人はとにかく比喩が巧みです。資本主義の概念とその危うさが、手に取るようにわかります。経済の仕組みを知りたいという方にもオススメです。
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移行期的混乱 経済成長神話の終わり
平川 克美(著)
本書の主軸となるメッセージは、経済成長に躍起になるのはもうやめよう。おまけに日本は超高齢化社会に突入しつつあり、ますます成長は停滞するはず。ならば視点を新たにして経済縮小を主体的に行えばいい、というものです。さらにこの本では、今後の衰退する経済活動に対処するための、大まかな指針が明らかにされています。
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グローバル経済が世界にもたらす崩壊を、エマニュエル・トッドをはじめとする6人の識者が、現在の世界情勢を見渡しながら論じています。なんとなく世界で悪者扱いされがちなロシアのプーチンですが、彼の自国保護政策は実際問題として正しい。こんな、日々の報道からはなかなか見えてこない事実が満載となった、目から鱗の一冊です。
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