ブックキュレーター『おとな旅 プレミアム』編集部
四国編『おとな旅 プレミアム』編集部が選ぶ旅本
『おとな旅 プレミアム』はハンディで軽いガイドブック。鞄にもう数冊ばかりの旅本を持ち、出かけてはどうだろう。もちろん、旅の前後に読んでもいい。目を通しておきたい本を目的地別にセレクト。旅先の街が積み重ねてきた歴史や食文化を読み解き、目の前に広がる景色から新しいストーリーが生まれるような5冊を選ぶ。四国編では「瀬戸内を巡る流浪の文学、アート」をテーマにセレクト。
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フランスからお遍路にきました。
マリー=エディット・ラヴァル(著) , 鈴木 孝弥(訳)
海外からお遍路に来る外国人が近年増加。日本人にとっては自分の見つめなおし、失敗や挫折を機に挑戦するイメージだが、外国人にとっては仏教や空海への関心ではなく、あくまで観光(巡礼)なのが興味深い。“おもてなし”とは違う、四国人の奉仕の精神には自分も見習いたい。 原題『Comme une feuille de the a Shikoku』(四国でお茶の葉のように)
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笑う子規
正岡 子規(著) , 天野 祐吉(編) , 南 伸坊(絵)
こんなに面白いとは!2万4千ほどある子規の俳句から著者が選び、ユニークなコメントをつけた俳句集。子規は、重い病気と闘い若くして亡くなったためか、真面目なイメージがあったが、本当は食いしん坊で冗談好きの青年だった。たまに出てくる伊予弁に、四季折々の山の幸に、闘病中も心豊かに暮らした姿を彷彿させる。休息に最適な一冊。
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直島瀬戸内アートの楽園
福武 總一郎(ほか著) , 安藤 忠雄(ほか著)
現代アートの聖地として有名になった直島。本書では、主張するのではなく、自然や歴史の持っている良さを引き出すアートの姿が映し出されています。地元の人々や来館者もともにつくりあげるアートには、普通の美術館にはない魅力が感じられます。建築家やアーティストの思いが感じられるインタビューは必読です。
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四国 2021第3版
TAC出版編集部(著)
「4つの色の旅物語」をテーマに、四国の多面的な魅力をガイド。瀬戸内の海を背景に現代アートを鑑賞できる直島など、近年の注目スポットも紹介されているが、特に「『坂の上の雲』から辿る松山、夏目漱石、正岡子規の松山」「長宗我部元親、坂本龍馬ゆかりの地」「四国遍路の今昔物語」と続く歴史特集が圧巻。
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ブックキュレーター
『おとな旅 プレミアム』編集部『おとな旅 プレミアム』は2016年5月から発刊開始。大人ならではの上質な旅を提案する、全く新しい国内旅行ガイド・シリーズです。季節感を大切にした美麗な写真。歴史と文化を掘り下げた特集。旅先の「イメージとストーリー」をさらに広げることで、ワンランク上の旅を実現させます。『おとな旅 プレミアム』とともに、旅に出かけることで、「イメージとストーリー」がさらに広がるケミストリーが起こる!?本を紹介します。「おとな旅」とは「本と一緒に楽しめる旅」でもあるのです。(https://bookstore.tac-school.co.jp/pretabi/)
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