ブックキュレーターhonto編集員
生きづらいと思っている方に手にしてほしい、「生」への希望が見えてくる本
人生には楽しいことも悩ましいことも起こります。誰もがその両方を経験しているはずですが、ストレス社会にもまれている現代人は、「生きづらい」と感じる瞬間が昔よりも多くなっていてもおかしくはありません。そんなときに読むことで、生きていることへの感謝が芽生えてくる本を選びました。気持ちが沈んでいるときに、手に取ってみてください。
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新たな命が誕生するときに、何かしらの事情でこの世に生まれてこられなかった命もあります。魂になった時点でパママへどんな気持ちを抱くのか、それをわかりやすくまとめた一冊です。読後、この世に生まれてきたことへの素晴らしさや、奇跡を感じていることでしょう。自分自身の両親への感謝の気持ちも、自然と湧き上がってきます。
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夏の庭 The friends 改版
湯本 香樹実(著)
「人が死ぬところを見てみたい」という好奇心を抱いた少年たちが、衰弱しているように見えるおじいさんに接触し、いつの間にかそのおじいさんと友情を築いていく小説です。「死」という重いテーマを扱いながらも、物語全体に漂っている雰囲気は暗くはありません。人は生きることで何を残せるのか?ということを教えてくれる、不思議なお話です。
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火垂るの墓
野坂 昭如(著)
表題作は、戦争のなか親も家も失ったまだ幼い兄妹が、必死に「生きる」姿を描き出した児童文学の傑作です。兄妹だけでなく大人も含めた周りの人間全員が、あらゆる手段を使って必死に生きようとしています。読んでいるうちに、自分も必死に生きなければ、そんな気持ちにさせてくれる一冊です。
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