ブックキュレーターhonto編集員
読めば、帰れなくなる!?「家」が怖くなる物語
ホラーを読んでいてもっとも恐怖を感じるのは、「もし自分の身に同じことが起こったら」と考える瞬間ではないでしょうか。特に「家」を題材にしたお話は、自分にとって一番落ち着く場所が侵されるという恐怖感に満ちています。身近では絶対に起こってほしくないけれど、背筋を駆け抜ける戦慄が味わいたい!という方にオススメの本を紹介します。
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残穢
小野 不由美(著)
「転居した家でおかしな音が聞こえる」という読者の手紙を受け取るところから話が始まります。興味をかられた作家がその家の歴史を調べていくと、恐ろしい因縁が明らかに・・・。住んでいる家や土地で、以前どんなことが起こったのか。本書を読めば、知らぬが仏と思うようになっていることでしょう。淡々と語られる事実が恐怖を生む一冊です。
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淑やかな悪夢 英米女流怪談集
シンシア・アスキス(ほか著) , 倉阪 鬼一郎(編訳) , 南條 竹則(編訳) , 西崎 憲(編訳)
19世紀末から20世紀前半にかけてのクラシカルな雰囲気が漂うホラー怪談集です。特に「黄色い壁紙」は驚嘆に値する怪作。部屋の黄色い壁紙がどうしても気に入らない若い母親。壁紙のことが段々と頭から離れなくなり、とうとうそこに「女」が潜んでいることに気がつきます。狂気に満ちていく母親の手記が戦慄を呼ぶ物語です。
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幼い頃、暗闇のなかに得体の知れない「何か」を想像して怯えたことはありませんか?このコミックは、そんな薄暗い記憶を呼び覚ますような視覚的恐怖に満ちています。正体がわからない、だから恐ろしい。口では説明できないものが家の中にぽつんといたとしたら・・・、と子ども時代に感じた恐怖を思い出してしまうことでしょう。
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いるのいないの
京極 夏彦(作) , 町田 尚子(絵) , 東 雅夫(編)
京極夏彦と町田尚子が作り出した、本当に怖い絵本です。田舎のおばあちゃんの家で過ごすことになった「ぼく」は誰かの気配を感じ、人の顔が見えるような気がしてきます。おばあちゃんは「見なければ、いないのとおんなじ」と言うけれど、つい怖いもの見たさで・・・。子どもはもちろん、大人が読んでも震え上がってしまう一冊です。
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