ブックキュレーターhonto書店員 高橋
食べるという行為について真面目に考えたくなる本
何か一つの食材にひたすらこだわったり、とにかく食べる描写だらけだったり、まじめに食材が「食べ物」になる前「生き物」だったときのことを考えたり、食べるという行為一つをとっても、様々な切り口で描かれた本がたくさん出版されています。
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一言で表すなら、中年サラリーマンがひたすら食べているマンガ。ただ気になるお店にふらっと入って、食べて、たまに事件に巻き込まれたりして、なのにこの本がとても魅力的なのは登場する食べ物たちが基本的に普通で、でも美味しそうで、かつ表情を変えずに頬張る主人公に「確かに何か美味しいものを食べて感動しても、一人だったら黙々と食べるよな・・・」と共感を覚えるからではないでしょうか。
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レバ刺し求めて東奔西走、はては韓国まで。食したレバ刺しの感想とレバ刺しへの愛があますことなく描かれたコミックエッセイです。私自身レバ刺しが大好きで禁止間際はとにかくレバ刺し提供店を探し歩く日々でしたので、こちらの本を読んで当時を思い出したり、レバ刺しの代わりになるようなメニューが提供されているお店には行ってみようかなと思ったり。グルメガイドとしても楽しめる一冊。
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日本含めた世界各国の屠畜現場をイラストと文章でレポートする一冊。魚の解体は見たことがあっても、牛や豚の解体を見たことが無い方は多いと思います。何を食べるにしても、生き物を食べるということは命をいただいているということを忘れてはいけないな、と感じます。
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ブックキュレーター
honto書店員 高橋大学で日本史を専攻。卒業後、新卒で丸善(株)に入社し、丸の内本店の医学書売り場書店員として2年間ほど手作りPOPで専門書と読者の距離を縮めることに心血を注ぐ。その後、本部にて採用・教育など人事畑を歩んだ後、「honto」の立ち上げに参画をきっかけにネットの書店員として本の売り場にカムバック。そんなわけで古文書、医学書、人事関連書籍への愛着を強く持つ。人をつなぐ「本」と「酒?」をこよなく愛する30代女子。
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