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不思議な世界観を体現!植物が重要な役割をはたしている近現代文学
「花言葉」などでよく知られているように、植物は古くから神話や詩などに登場し、あらゆるものの象徴としての意味を担ってきました。その例を挙げれば枚挙にいとまがありません。ここでは、植物が登場する近現代の小説を集めました。しかもこれらの小説で植物は、象徴としてただ登場するだけではなく、物語のなかで重要な役割をはたしています。
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坂口安吾の小説のなかでもよく知られている短編で、美しい娘と彼女をさらった山賊の物語です。同時に本書はタイトルにもある通り、森に咲く桜の木々が主人公ともいえます。その森の桜を見たものは、気が触れてしまうのだそうです。物語の後半、2人がこの桜の下を通る場面の美しさに圧倒されることでしょう。
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平行植物 新装版
レオ・レオーニ(著) , 宮本 淳(訳)
オランダの絵本作家レオ・レオーニの作品です。登場する植物はすべて架空の植物で、平行世界に根づく植物を描いた空想の博物誌になっています。植物はみな、著者自身が考案したもの。本書はどのジャンルにも属さず、どのジャンルにでも属せてしまうような不思議な本です。架空の植物たちの背後にある物語を、想像しながら読んでみてください。
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アルカロイド・ラヴァーズ
星野 智幸(著)
「アルカロイド」とは植物由来の有機化合物で、その多くが有毒です。自由な楽園で自由な恋愛を謳歌していた咲子は、一夫一婦制の支配する現世へと追放されてしまいます。そして陽一という男性と暮らし始めるのですが、彼女は彼にアルカロイドを投与し続けます。もしも人間が植物だったらという仮定のもとに、思考実験を究めた小説です。
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