ブックキュレーターhonto編集員
読めば訪れたくなる。リフレッシュに最適な鎌倉を舞台にした物語
鎌倉には、歴史を感じられる建物や自然が今でもたくさん残っています。そして東京からもアクセスもよく、都会の喧騒から離れてリフレッシュするのに最適で、観光気分が味わえる寺社仏閣も数多くあります。そんな思わず足を運びたくなるような、鎌倉を舞台にした小説やコミックを紹介します。
- 45
- お気に入り
- 27469
- 閲覧数
-
ツバキ文具店
小川糸(著)
鶴岡八幡宮が名前の由来である主人公の鳩子は、文具屋のかたわら代書屋を営んでいます。そこには初恋の人への近況報告から絶縁状まで、幅広い手紙の代筆依頼が舞い込んできます。御朱印を集めながら七福神めぐりをしたり、オクシロモンに「カリー」を食べに行ったり、マネしたくなるような鎌倉の楽しみ方も満載です。
-
45歳バツイチ独身で版画家の咲世子が、17年下の映画監督の卵である素樹と出会います。お互いの才能に惚れ込み魂を寄せ合う2人の前には、つねに年齢という大きな壁が立ちはだかります。鎌倉の海辺をゆったりと歩いたり、ロイヤルミルクティーを飲んだり、美術館に足を運んだりと、穏やかな時間の流れが魅力的な恋愛小説です。
-
鎌倉で暮らす3姉妹には腹違いのすずという妹がいましたが、父の葬儀をきっかけに4人は一緒に暮らすことになります。最初はお互い距離感に戸惑いますが、庭で採れた梅で作る自家製の梅ジュースが彼女たちの心をつなぐ役割をはたします。鎌倉の海辺や江ノ電などが生活に溶け込んでいて、鎌倉に住んでいる気分を味わえるコミックです。
-
北鎌倉駅のほど近くにあるビブリア古書堂には、本にまつわる事件が持ち込まれます。本の虫である栞子と体質的に本が読めない大輔の名コンビが、鎌倉の街を駆けめぐりながら問題を解決していきます。作中にたびたび登場する鎌倉文学館は、本好きの方は特に押さえておきたいスポットです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です