ブックキュレーターhonto編集員
興味ある?それとも絶対イヤ?印象的な建物が出てくるストーリー
私たちの生活に欠かすことのできない「衣・食・住」ですが、もし、そのなかの「住」がちょっと変わっているとしたら・・・という物語を紹介します。おもしろいものやちょっと悩ましいものまで、「一筋縄ではいかぬ建物」が出てくる小説ばかりです。自分が今住んでいる建物は大丈夫なのか・・・と、思わず心配になってくるかもしれません。
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残穢
小野 不由美(著)
読後、自分の家がちょっと怖くなるかもしれません。本書は、読者からの手紙をきっかけに小説家の主人公が怪奇現象の原因を探っていく和製ホラーです。そんなまさか!という展開が続きますが、妙にリアリティがあってゾッとします。「怖いこと」は案外身近に転がっている、と思い知らされる一冊です。
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とある館に集められた作家たちが次々に殺されていき、はたして犯人は・・・というのが本書のメインストーリーですが、舞台となった館が奇妙です。なにせ、廊下が直線と直角でできていて複雑に折れ曲がっている。つまり、館の面積のほとんどが迷路になっているのです。殺人事件に遭遇するのも嫌ですが、迷路館・・・迷子になりそうです。
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北海道のはずれに建つその建物は斜めに傾いています。劣化ではなく、最初からそのように傾けて建てられた建物です。その建物で殺人事件が起こります。「誰がやったのか?」も気になりますが、「どうやったのか?」がなかなかわかりません。ついでに主人公の御手洗潔もなかなか出て来ませんが、「御手洗潔」シリーズの一冊です。
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プリンス・・・ではございません。「プリズンホテル」です。ヤクザの親分が運営するそのホテルは任侠団体専用のホテル。しかしちょっとした手違いから、カタギのお客が・・・。しかし主人公の作家先生も含めて、ワケアリの人々はこのホテルで元気になって帰って行きます。泣いて笑って癒される、シリーズ4巻通しで読むことをオススメします。
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ハリー・ポッターと秘密の部屋 2−1
J.K.ローリング(作) , 松岡 佑子(訳)
大人も子どもも夢中にさせる「ハリー・ポッター」シリーズの第2弾です。夏休みを終えてホグワーツへ戻ったハリーですが、しかしホグワーツでは生徒が何者かに襲撃されるという事件が発生。ハリーにしか聞こえない声があり、犯人ではないかと疑われてしまい・・・。「秘密の部屋」の謎を解いて、いざ犯人と対決!結果は読んでお確かめください。
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