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知れば意外と楽しいかも!鉄道ファン以外の方にこそオススメの鉄道本
日本に住む大多数の人たちの足になっている鉄道ですが、鉄道ファン以外の方はその歴史や裏側などについて多くを知らないでしょう。当たり前に日常に存在しているものだからこそ、その内側をついて書かれた本は誰もが楽しむことができます。そこで鉄道の歴史や裏事情を知ることができる、鉄道本ビギナーにオススメの本を紹介します。
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日本の鉄道は右側通行?それとも左側?そんなトリビア的な知識や、通勤列車に使用されている座席の変遷、電車内の空調についてなど、鉄道の基本がまとめられた本です。2027年開業を目指すリニア新幹線など、話題のトピックについても紹介されています。写真や図解もふんだんに使用された、鉄道初心者のための一冊といえるでしょう。
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「人身事故が起きたとき、鉄道員は何をしているのか?」「電車を止めると莫大な賠償請求をされるって本当?」など、鉄道に関する素朴な疑問に答えてくれる一冊です。そんな疑問に答えているのは某大手私鉄の現役鉄道員なので、この仕事に対する現場の声も知ることができます。鉄道業界の裏事情を知りたい方にオススメです。
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鉄道に関する大きな事故や事件といえば、JR福知山線の脱線事故や地下鉄サリン事件が有名です。本書は、戦前から平成までの鉄道にまつわる事件・事故を紹介していくことによって、鉄道史の裏側に迫っています。鉄道に関する利権問題など、巨大産業ならではのお金にまつわる黒い話まで知ることができる一冊です。
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地方から東京へやって来て、地下鉄の複雑さに驚いた経験がある方は多いでしょう。東京メトロと都営地下鉄の2社だけのはずが、やってきた電車は大手私鉄の車両で行先も神奈川や埼玉、千葉の地名で・・・。ややこしい東京の地下鉄の相互乗り入れの仕組みや、地下鉄の駅の深さまで、鉄道ジャーナリストの渡部史絵がわかりやすく解説しています。
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事故の鉄道史 疑問への挑戦
佐々木 富泰(著) , 網谷 りょういち(著)
鉄道創生期の明治時代に起きた事故から第二次世界大戦中のものまで、残された資料をもとに、「どのように事故の教訓を生かしたか?」「安全対策はどこが強化されたか?」ということを検証しています。鉄道にまったく興味のない人も思わず息を呑むくらい、過去に起きた事故の悲惨さについて考えさせられる本です。
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