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本がないと生きていけない!?そんな人たちを描いた図書館を舞台にした物語
一生かけても読めないほどの本が並んでいる図書館は、本が大好きな人にはたまらない場所です。そんな図書館を舞台にした、本がないと生きていけない人たちの姿を描いた物語を紹介します。読むだけで図書館に行くのが楽しくなり、大好きになること間違いなしです。あなたの記憶に埋もれている図書館の思い出も、よみがえってくるかもしれません。
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主人公のしおりは小学5年生、憧れの従姉が働く図書館に毎日のように通う女の子です。本書は子どもの視点で語られる、本にまつわる小さな謎を解く連作集。図書館を訪れる人たちのさまざまな種類の本に対する愛情が感じられ、最後まで心地よく読むことができます。幼い頃に通っていた図書館が懐かしくなる、素敵なミステリーです。
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ソーラーパネル付きの巨大トレーラー、島々を渡る船、砂漠を行くラクダ、ジャングルの奥地へ向かうゾウ、山の尾根を渡る人々の背中など、世界中に存在するさまざまな移動図書館。厳しい自然の地や紛争地域でも、届けられる本の数だけ情熱を傾ける人々がいるのです。『図書館は建物でなくサービスなのです』ということがわかる写真絵本です。
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野原に建つ図書館に赴任してきた新人司書が先輩司書のワトソン役となって、図書館にまつわる謎を解いていく連作集です。司書ならではの知識を駆使して謎に挑みますが、図書館のシステムや裏事情、そして彼らがどんな思いを抱いて本に接しているのか、ということが垣間見れます。ほのぼのとした空気のなかにもほろ苦さがにじみ出るミステリーです。
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町外れの公園に建つ児童図書館には、本のソムリエのような司書がいます。本を読むことの楽しさをまだ知らない子どもだけではなく、悩みを抱える大人にもその人に合った本を紹介してくれます。原作はコミックですが、児童図書館誕生秘話や主人公の本に対する思いなど、小説ならではの細かな描写も楽しめる一冊です。
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