ブックキュレーター名和高司
自社の未来戦略を考える
非連続な変化に直面している今、新しい経営戦略の確立が急務となっています。しかも、借り物ではなく、自社ならではの高い志と進化し続ける組織力に根差した戦略を考え抜き、実践を通じて磨き上げていく必要があります。この選書は、そのような次世代戦略を考えるうえでのヒントとなるはずです。
【丸善日本橋店フェアー/書籍によるビジネス講座『日本橋ビジネススクール』ブックツリー】
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21世紀に入って成長している世界のトップ100社に共通する要件を抽出し、日本企業がいかに次世代成長を目指すべきかを論じた最新書。筆者がマッキンゼーのディレクターとしてかかわった世界企業の実態が生々しく描かれており、読み応えがあります。
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経営戦略の論理 ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム 第4版
伊丹 敬之(著)
組織のダイナミックな適合力を軸とする経営戦略を提唱するロングセラー。全面的に改訂した最新版は、「人の心を動かす」ことに主眼を置くことで、より目線の高い経営戦略のあり方を説いています。
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戦略を理念としてではなく、「面白いストーリー」として展開することの重要性を説いた名著。戦略の本質を語りながら、筆者ならではの目の付け所とウィットが光ります。思わず引き込まれて、あっという間に読み切ってしまう一冊です。
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名著『イノベーションのジレンマ』に続く第2弾。ここで示されている「解」は、次世代成長を模索している多くの日本企業にとって、有力な手がかりになるはずです。続編の『イノベーションの最終解』や『イノベーションのDNA』もおすすめです。
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これからの経営は「南」から学べ 新興国の爆発的成長が生んだ新常識
ラム・チャラン(著) , 上原 裕美子(訳)
ベストセラー『経営は「実行」』の著者の新作。北半球の常識にとらわれず、南半球で通用する戦略にこそ次世代を切り開くカギが潜んでいる――新興国を単に未開の市場と捉えるのではなく、経営のイノベーションの現場と捉え直す必要性を説いています。
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快進撃を続ける自然食品スーパー「ホールフーズ・マーケット」の創始者が、高い志に根差した経営のあり方を提唱する話題作。株主のみならず、すべてのステークホールダーに報いることをめざす経営戦略は、日本企業のありたい姿を力強く後押ししてくれます。
ブックキュレーター
名和高司一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。東京大学法学部卒業、ハーバード・ビジネススクールにてMBA取得。三菱商事を経て、約20年間、マッキンゼーのディレクターとしてコンサルティングに従事。現在、ファーストリテイリング、デンソー、味の素の社外取締役のほか、ボストン コンサルティング グループなどのシニアアドバイザーを兼任。
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