ブックキュレーターhonto編集員
読み心地爽快。「聞く」だけで解決に至る「安楽椅子探偵」の世界
ミステリーにもさまざまな種類がありますが、なかでも提供される謎そのものや、鮮やかな推理による解決にフォーカスしたジャンルの一つが「安楽椅子探偵もの」です。「安楽椅子に座ったまま事件を解決する」というほどの意味がある、このジャンル。登場する探偵はいずれも、話を聞くだけで即座に事件の真相を見破る推理の達人たちで、読み心地は爽快です。
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九マイルは遠すぎる
ハリイ・ケメルマン(著) , 永井 淳(訳) , 深町 眞理子(訳)
「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、まして雨の中となるとなおさらだ」。突然提供されたその言葉のみから推論を重ね、ニッキイ・ウェルト教授が導き出したのは、現実の殺人事件の解決でした。湯沸かしの音を聞いただけで男の意図を見破る事件、死体の傷口から犯人を明かす話など、教授の推理が冴える短編集です。
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アガサ・クリスティの有名作です。私的に知っている謎めいた事件の真相を出題しあう「火曜クラブ」。元警視総監、弁護士、牧師など、そうそうたる顔ぶれもそろっています。しかし、衆人環視のなかで1人倒れた男の死の真相、3人のうち1人だけが毒殺された謎など、すべてを解き明かすのはいつも、もの静かな老婦人 ミス・マープルなのでした。
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黒後家蜘蛛の会 1
アイザック・アシモフ(著) , 池 央耿(訳)
『われはロボット』などのSF作品で有名な、アシモフの推理小説短編集です。月に一度の晩餐会、「黒後家蜘蛛の会」。その席で語られるのは、予知能力をもった女性や、難関試験を楽々突破した落ちこぼれ学生の謎などの不可思議な話。それらの真相を、傍らで静かに聴いている給仕のヘンリーが立ちどころに言い当てていきます。
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