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老後の生活が心配になったら読みたい。将来の不安をやわらげてくれる本
テレビや新聞などで年金制度崩壊、増税、物価上昇など将来が不安になるニュースが報じられています。そして、ゆとりのある老後生活には約3千万円の貯蓄が必要といわれています。しかし、給与がなかなか上がらないこのご時世。そのような貯蓄ができる人がどれくらいいるでしょうか?そんな心配がある人に、老後の生活の不安をやわらげてくれる本を紹介します。
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老後の貯蓄のために今、節約と我慢だけで過ごしてしまいがちです。しかし本書では、今の暮らしを楽しみながら老後に備えられる知恵を紹介しています。安価で数回しか着ない服より、高価でも何度も着る服のほうが結果的に安上がりで済むことや、マイホームを50代で手放す選択肢についてなど、これまでの暮らし方や考え方を見直せます。
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50歳から老後資金を作る!お金の知恵袋
紀平 正幸(著)
著者はファイナンシャルプランナーです。無理のない資金運用やダウンサイジングを50歳からはじめることで、定年までに1千万円貯められる方法を教えてくれます。具体的な数字が示されていて、金融機関の活用法、税金対策、保険、年金受給方法まで老後に紐づけて解説しています。理解しやすく実行してみようと思える一冊です。
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不安に思う前に、現実的に何が不安なのか、どうすれば解決できるのかについて家計再生コンサルタントの著者と一緒に考えていく本です。年金だけで暮らしていけるのかなど、著者が老後の不安に答えます。無駄使いをやめてお金を管理するために「浪費財布」を持つなど、すぐに取り入れられそうな必ず貯金できる家計術も紹介されています。
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リタイアしてお金がなくなったらライフスタイルを変え、自分の力で最後まで生きるイギリスの中流老後を紹介。社会システムの違いはあれど、幸せな老後とは何かに迫ります。毎日パブに通って会話を楽しんだり、老後を助け合う友達をもったり、老親とB&Bを経営したり、老後も楽しく暮らせそうだと元気をもらえます。
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老後はひとり暮らしが幸せ 正 自由に気ままに、最後まで。
辻川 覚志(著)
著者は医師で、高齢者住宅支援の活動をしています。その活動の個別の聞き取りやアンケートを参考に、悩みが少ない上手なひとり暮らしのための秘訣を7つ紹介しています。ひとり暮らしの高齢者は家族と同居している高齢者よりも生活の満足度が高いと著者はいいます。老後のひとり暮らしに不安を感じている方にオススメです。
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