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この国にも傑作が!独特の空気、風土を味わえる米英以外の海外ミステリー
日本の読者にとって「海外ミステリー」といえば、アメリカかイギリスの小説がすぐに連想されるでしょう。実際、販売されている数も多いものです。しかし、それ以外の国のミステリーにも多くの傑作があります。その国の持つ独特の空気、国民性、風土、体臭を存分に堪能できて、米英のミステリーとはまた違った味わいを見せる小説を紹介します。
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南米チリで駆け出しの探偵 カジェタノは、チリの国民的英雄ともいわれる人物から、ある医師の消息を確かめてほしいという依頼を受けます。その依頼にはもう一つ別の目的が潜んでいました。それに使命感を感じたカジェタノはメキシコ、キューバ、東ドイツ、ボリビアと波乱に満ちた調査の旅を続けます。1970年代の南米の独特の緊張感も感じられます。
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カタコンベの復讐者
P.J.ランベール(著) , 野口 雄司(訳)
フランス、パリの地下に広がる迷路のような空間「カタコンベ」。そこで、ともに首と両手のない男女の死体が発見されます。2人のつながり、殺害の動機、その他事件につながる手がかりがまったくつかめないなかで、女性警部が凄腕のジャーナリストと組んで事件の謎に挑んでいきます。フランスの名誉あるパリ警視庁賞を受賞した傑作です。
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死せる獣 殺人捜査課シモンスン
ロデ・ハマ(著) , セーアン・ハマ(著) , 松永 りえ(訳)
舞台はデンマーク。学校の体育館で首をつられた5名の男性の死体が発見されます。事件の糸口もつかめぬどころか、異常性癖をもつ被害者たちは殺されて当然との世論が巻き起こり、捜査妨害なども受けて捜査陣は頭を悩ませます。そこで警察の殺人課課長 シモンスンは、犯人をおびき寄せる大胆な罠を思いつきます。重厚さを味わえる警察小説です。
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森のなかで6本の片腕が発見されます。それらのうち5本は連続誘拐の被害者の少女のものでした。6本目の腕は誰のものか?失踪捜索のスペシャリストを中心とした捜査チームが事件解決に乗り出しますが、犯人は警察を嘲笑するかのように被害少女の遺体をあちこちで発見させます。数々の賞を受賞したイタリアのサイコサスペンスです。
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シングルマザーの看護師 ソフィーは1人の交通事故患者と出会います。彼は重傷にもかかわらず優雅なふるまいを見せます。やさしさも感じられる彼にソフィーは好意をもっていくのですが彼にはとんでもない裏の顔があり、ソフィーは唐突に国際犯罪組織同士の抗争に巻き込まれてしまいます。スウェーデン発のスリリングミステリーです。
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