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いざというときに備えよう。子どもと一緒に考え、行動するための防災の本
大きな災害が起こるたびに人々の防災意識は高まり、関連本などの情報はたくさん出回りますが、それらの多くは大人向けの内容です。だけど、災害は大人にも子どもにも等しく降りかかります。いざというときにどう備えたらいいのか、子どもに伝えることは大人の大事な役目です。防災について子どもと一緒に考え、行動するための一助となる本を紹介します。
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子連れ防災実践ノート 被災ママ812人が作った
MAMA−PLUG(編)
本書は3.11を経験したママの声をもとに構成されています。災害時の行動、用意するアイテムなどを自ら考えながら書き込む形式で、多くの気づきが得られるようになっています。防災について漠然とした不安を抱えている方の最初の一冊としてオススメです。お子さんと防災について話し合うきっかけ作りにもなるでしょう。
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本書は、2007年の出版以来たくさんの人に読まれてきた『地震イツモノート』を子ども向けにしたものです。阪神・淡路大震災での出来事や地震に対する備えなどを、イラストを交えて絵本のように読みやすくしてあります。いたずらに「地震は怖い」と恐怖心をあおるのではなく、子どもに淡々と事実を伝えるツールとして最適な一冊です。
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本書では災害が起きたときに何をすればいいのかを学ぶ手段として、「防災ピクニック」を提案しています。そこで実際に防災用品や非常食を使用してみたり、リュックに荷物を入れて背負ってみる。ピクニックという形で子どもと一緒に楽しみながら体験し、うまくいかない点は修正していくことで、親子で防災感覚が身につきます。
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クレヨンしんちゃんの防災コミック 地震だ!その時オラがひとりだったら
臼井 儀人(キャラクター原作) , 永田 宏和(監修)
子どもに大人気の『クレヨンしんちゃん』の漫画を通して、地震発生時の対応や避難方法をわかりやすくまとめた本です。主人公しんのすけが1人で留守番している間に、大地震が発生したところから話が始まります。物語に沿って防災の知識が得られ、写真やイラストが多く、漢字にはルビが振られているなど、子どもにも読みやすい内容になっています。
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