ブックキュレーターhonto編集員
大量の移民を受け入れことになる前に読みたい・・・移民について知る本
世界では移民によって、さまざまな場面で問題が発生しています。日本は他の先進国に比べて、就労ビザの審査が厳しかったり、そもそも外国人が働ける環境が少ないため、移民がくるには難しい環境です。ですが、将来の労働力減少に備えて受け入れるべきだという声も高まっています。実際のところメリット・デメリットは何なのか?移民について学べる本を紹介します。
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海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 1
塩野 七生(著)
ヴェネツィアの創成から衰退までが描かれた本書を通して、人間はなぜ移住するのかについて学べます。ヴェネツィアは他民族からの侵略を受けて逃げ延びて創った都。たくさんの文化の違う人々が暴力を伴わない政治的選択システムを創り、それをどのように運用してきたかなど、国が繁栄できた理由についても具体的に知ることができます。
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フラット化してきた世界の変化と未来について書かれた本書には、移民が積極的に移動できるようになった理由も説明されています。「情報」と「技術」が容易に共有できるようになって、人々の移住に対する意欲が向上。必要な現地の情報を移住する前に手に入れられるようになった効果についても書かれています。
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グローバル・シティ ニューヨーク・ロンドン・東京から世界を読む
サスキア・サッセン(著) , 伊豫谷 登士翁(監訳) , 大井 由紀(訳) , 高橋 華生子(訳)
グローバル化により、国家の枠組みを超えて形成されたグローバル・シティについて書かれた本。大量の移民が与えた大きな変化についても触れられています。労働を求めて移動する移民の安い労働力が企業に与えた影響や、先進国から労働環境がなくなる、移民に仕事が奪われてしまうという現況など、グローバル・シティを視点に説明されています。
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クリエイティビティの観点から、移民の受け入れについてのメリットについても述べられている一冊です。移民を受け入れた地域は多様性が高まり、その結果クリエイティビティの高い人種が集まり、新しい文化や新しい価値をもったサービスを創造する。創造性と多様性をキーワードにアメリカの都市を事例に説明されています。
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移民はどういう条件で移住先を決めるのか。その理由が本書からわかります。これまでは仕事ができる環境であるだけで移住していた人々が、仕事の種類や生活環境などを求めて移住するようになってきているといいます。選ばれる移民先になる要件を知ることができる一冊です。
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