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喧嘩上等!これを読まずして語れない、傑作不良コミック
喧嘩、バイク、ときどき女。もはや日本のカルチャーとして定着している不良文化。もちろん、コミックの題材としても多数取り上げられています。基本的に馬鹿で喧嘩っ早い、けれどどこか憎めず、人を惹きつける。そんな不良たちの日常は、不良ではない人にとってはとても刺激的!そんな不良を題材にしたコミックの傑作を厳選しました。
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時代は昭和のツッパリ全盛期。群れない、媚びないを貫くヒロシとトオルのコンビを中心に、喧嘩と恋愛とギャグが織りなす不良の日常です。他のコミックと違うのは、主人公が喧嘩無敗のコンビではなく、勝ったり負けたり2人が揉めたりと、非常に現実的な不良の生態系を描いていること。よりリアルな不良文化を感じることができます。
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東京都・吉祥寺を舞台にした学園モノで、近隣の高校との喧嘩を中心にストーリーが展開。ただ路上の喧嘩を淡々と描くのではなく、ボクシングの要素を取り込んだり、東京四天王というボス的ポジションのキャラクターが登場したりします。不良文化のなかでも喧嘩に焦点を当ててあるため、読んでいるときの緊張感と高揚感は随一です。
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疾風伝説特攻の拓 1 (ヤンマガKC)
佐木 飛朗斗(著) , 所 十三(著)
不良を題材にしたコミックのなかでもひと際斬新なのが、主人公の浅川拓が元いじめられっ子という設定です。転校を機に不良デビューした浅川拓ですが、ハッタリと気合を武器に少しずつ成長していく過程には胸が熱くなります。数多くの改造バイクも登場するため、より不良文化を詳しい部分までうかがい知ることができます。
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湘南純愛組! Vol.1
藤沢 とおる(著)
神奈川県・湘南を舞台に鬼塚英吉、弾間龍二のコンビが暴れまくる不良コミックです。喧嘩のシーンが多いこのジャンルのなかでも、特に「男らしさ」に主眼を置かれたこのコミックでは、一本筋の通った男としての魅力を学ぶことができます。ラブコメとしての要素も強く、喧嘩と純愛を基軸に据えた不良コミックとして楽しめます。
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