ブックキュレーター『おとな旅 プレミアム』編集部
十和田・盛岡・遠野編『おとな旅 プレミアム』編集部が選ぶ旅本
『おとな旅 プレミアム』はハンディで軽いガイドブック。鞄にもう数冊ばかりの旅本を持ち、出かけてはどうだろう。もちろん、旅の前後に読んでもいい。目を通しておきたい本を目的地別にセレクト。旅先の街が積み重ねてきた歴史や食文化を読み解き、目の前に広がる景色から新しいストーリーが生まれるような5冊を選ぶ。十和田・盛岡・遠野編では「東北の原風景が紡ぐ物語」をテーマにセレクト。
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三内丸山遺跡 復元された東北の縄文大集落
岡田 康博(著)
縄文時代の遺跡が青森県各地に聚合している。なかでも、青森市内の「三内丸山遺跡」こそ“縄文王国”を象徴する存在だ。“大型掘立建物”“大型竪穴住居”など見所満載の観光スポットである。本書は遺跡発掘責任者の著者による「遺跡総合ガイド」。書物を読んでから現地に立って、太古の風を感じてほしい。
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岩手を“永遠の理想郷”と位置づけ、創作の人生を駆け抜けた作家宮沢賢治。盛岡で青春時代を過ごし、珠玉の名作を生み出し続けた彼の短く儚い一生には、知られざる真実が存在した――。伝説のテレビプロデューサーの著者が徹底的に事実を調査し、比類なき俊豪の生き様の真相にせまった本格評伝。
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言わずと知れた歌人・石川啄木は、現在の岩手県盛岡市出身。人生のワンシーンをこの地で刻んだ。ここで紹介する1冊は、啄木の盟友、金田一京助の編集でまとめられた。処女歌集『一握の砂』、26歳で夭逝後に出版された第2歌集『悲しき玩具』が収載されている。啄木による数々の望郷の歌が体感できる。
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十和田湖・奥入瀬 盛岡・遠野・角館 2021第3版
TAC出版編集部(著)
鮮やかに残る日本の原風景を探す旅に誘います。奥入瀬渓流の清流と滝を愛でる散策コース、ランチクルーズやカヌーで楽しむ十和田湖の絶景、八甲田山の樹氷と秘湯巡り、三陸海岸のやませ(北東から吹く冷風)から発生する霧景色。盛岡では石川啄木や宮沢賢治のゆかりの地を辿り、日本の民話伝承の地・遠野にも足を延ばします。
ブックキュレーター
『おとな旅 プレミアム』編集部『おとな旅 プレミアム』は2016年5月から発刊開始。大人ならではの上質な旅を提案する、全く新しい国内旅行ガイド・シリーズです。季節感を大切にした美麗な写真。歴史と文化を掘り下げた特集。旅先の「イメージとストーリー」をさらに広げることで、ワンランク上の旅を実現させます。『おとな旅 プレミアム』とともに、旅に出かけることで、「イメージとストーリー」がさらに広がるケミストリーが起こる!?本を紹介します。「おとな旅」とは「本と一緒に楽しめる旅」でもあるのです。(https://bookstore.tac-school.co.jp/pretabi/)
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