ブックキュレーターhonto編集員
親が認知症になる前に読んでおきたい、介護の過酷な現実がわかるコミック
現在の日本では認知症の人の数が年々増加していて、85歳以上の約4人に1人が認知症だといわれています。親が65歳以上になったら、認知症に対する正しい知識とケア方法を知っておく必要があります。そこで、認知症の基礎知識から介護の実態までを学ぶことができるコミックを集めました。過酷な現実をコミカルに読むことができます。
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要介護の「母ちゃん」と、在宅介護する息子との日々を描いています。認知症により野原で用を足したり、パンツを盗まれたと騒いだりと、常識が通じなくなっていく「母ちゃん」の様子と、不器用に振り回され疲弊する息子の様子は、誰にでも起こり得ることです。仕事と介護の両立、24時間介護の大変さがよくわかります。
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漫画家の著者と、認知症の母とのエピソードを収めたコミックエッセイです。記憶障害によって著者が息子だとわからなくなっていく母の様子と、息子の「忘れられる悲しみ」がコミカルに描かれています。気分にムラがあり記憶が混沌としたり、急に叫びだしたり、亡くなった父親と会話したりと、認知症の症状がよくわかります。
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認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう? 新装版
北川 なつ(著)
老人ホームに勤務経験のある著者が、介護経験を元に認知症の人の実態を描いたコミックです。入浴拒否や記憶障害、認知症患者と家族の関係性など、実際の介護現場の様子をリアルに紹介しています。「認知症とはどういうものか」にはじまり、介護する人の苦労や気持ちの葛藤を知ることができます。
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人気ブロガーの著者が贈るコミックエッセイ。認知症が進んだ姑と、要介護5である姑の妹を同時に介護する毎日を描いています。姑たちの不条理なわがままや暴言を「毒舌」と笑い、嫁姑の闘いを「サスペンス」と表現するなどユーモアをもって介護している様子がわかります。在宅介護の実態も学ぶことができます。
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