ブックキュレーター個別指導塾ココロ・ミル塾長 山田佳央
「子供が死に直面した時、どんな気持ちになるのか?」よくわかる本
中学受験に出題されている小説の中で「死」という厳しい現実に主人公が直面するというシーンがある小説をご紹介します。私も一児の父となり、「自分の子供が死に直面したらどう説明するのだろう?」と想像することがあります。そういったご両親様向けでもあり、さらに様々な年代の子供がどんな気持ちになりうるのか?知ることもできます。
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アトムたちの空
大城 貞俊(著)
沖縄の老人(おじいさん)カミースーは子供たちから変わり者だとさけられていたが、カミースーが変わったしまった背景にはとても優秀だった子供を戦争で亡くしてしまったという悲しい過去がその大きなきっかけになってしまったことを知り、子供たちは死の悲しみの大きさについて少しずつ理解していく。H23年成城中学で出題されています。
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駅までの道をおしえて
伊集院 静(著)
愛犬のルーと毎日幸せな日々を送っていたサヤカだが、留守の間にその愛犬が死んでしまう。途方に暮れているサヤカは息子を亡くしている老人と出会うことになるが、その老人の死生観にサヤカは驚く。死をどうとらえるかは本当に十人十色なんだなぁと考えさせられた作品です。H24年聖学院中学で出題されています。
ブックキュレーター
個別指導塾ココロ・ミル塾長 山田佳央早稲田大学政治経済学部卒業。日本たばこ産業(JT)を経て、中学受験専門の個別指導塾ココロ・ミル(http://kobetsushido-shibuya.com/)を渋谷に開校。中学受験の大手塾であるSAPIX、四谷大塚、日能研等で成績が数年伸びないお子様の成績を改善し早慶附属中などの有名私立中学に合格者を多数輩出している。そのことが口コミで広がり募集から数週間でキャンセル待ちとなる。自身国語が苦手だった経験を活かし、子供の目線に立った教材選定や思考法にまで落とし込んだ既存の枠組みを超えた指導で国語の偏差値を20以上伸ばしたケースも数多く、関西や山陰などの遠方からもお客様を抱える。講師としても2,500名以上を指導する現場主義者。著書『小学国語900のことば』(双葉社)。
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