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翻訳家 鴻巣友季子ブックキュレーター翻訳家 鴻巣友季子

すぐそこにある異界を感じるスリリングな5冊

朝起きて、今日も平凡な一日が始まる。家を出ていつもと同じ信号、いつもと同じ電車、あるいは、いつもと同じスマホ、いつもと同じ掃除機。でも、よく見るとうっすら亀裂が入っているかもしれない。その亀裂は突如広がって、あなたを吞み込んでしまうかもしれない。異界はすぐそこに口を開けている。アナザーワールドまではほんの一歩。

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  • 梯久美子『狂うひと―「死の棘」の妻・島尾妻ミホ』が話題ですが、その元となった自伝小説。ある日、夫がいつものごとく呑気に情事から帰ると、おや?家の木戸に鍵がかかっている。ついに妻が発狂したのだ。それから妻は三日三晩寝ずに夫を問い詰め、すこし和らいだかと安心するや、突然、「わーはーはー」とか言って狂いだす。見慣れた日常は地獄と化した。死ぬ、殺せ、いや、やり直そう、迫る愛人の脅威・・・あなたの平穏もいつどこから崩れるかわからないのです。ぜひ読みましょう。

  • 裁縫箱を武器に誘拐犯と戦う少女、世界の隙間に落ちた手紙、耳から脳に入りこんだ口笛虫、蜘蛛の巣で書かれた文章・・・。わたしも子どものころ、こういう物語世界を頭のどこかに持っていた気がする。なのに、なに一つこの手に捉えて文字に転写することはできなかった。そんな、一度は掌から零れ落ちた夢が、目の前に甦ったかのような目眩をおぼえます。不思議で、むごくて、温かい、十篇のオマージュ寓話集です。極上の一冊。

  • カフカの奇妙な短編「ある学会報告」は様々な解釈が可能です。人間になった芸人猿が人間相手に講演を行うという話ですが、もしかしてこの講演者は人間が猿に化けているのでは?いや、聴衆の人間もじつは猿なのでは?いやいや、両方猿なのでは・・・。ファウラーのこの小説はあることが途中で明かされるため、紹介が困難なのですが、ある被験者たちの人生をたどり、科学の信念と生きる者の尊厳、人間の傲慢と赦しについて書かれています。

  • なんとまあ、ボルヘスの前にこんな奇才がラテンアメリカ文学にいたとは!と、ぶったまげてしまう短編集です。ロコス亭、それはどこの町にもありそうな酒場ですが・・・。山師とペテン師と物乞いとその秘書と娼婦と古物商と警視総監がいて・・・ときおり蝶々がひらひら。
    あれっ?えっ?ここ、どこ?ボルヘス、カルヴィーノ、ナボコフという現代文学の棟上げを行った作家が好きな読者には、大うけすると思います。

  • ノーベル賞作家クッツェーは今年(2017年)77歳ですが、この年齢の大御所がこうして新境地を切り拓いたのはすばらしいと思います。いったん終末世界を迎えた後が舞台なのか、世界中から船に乗ってある島に人が集まってくる。人々は過去を忘れ、名前と母語を捨て、まったく新しい人生をスタートさせる。その国には質素ながら行き届いた福祉制度があり、住民はみんな善意にあふれているが、恋愛や激情に走ることはない。クリーンで安全で心やさしいこの管理社会は、はたしてユートピアかディストピアか?笑いの中に底知れない不気味さを湛えた風刺小説です。「イエスの学校時代」という続編もあります。

翻訳家 鴻巣友季子

ブックキュレーター

翻訳家 鴻巣友季子

英語圏の現代作家の作品を翻訳、紹介すると同時に、ゼロ年代からは古典新訳にも力を注いでいる。国内外の文学作品の評論も行う。朝日新聞書評委員(2007年~2011年)、毎日新聞書評委員(2011年~現在)。週刊朝日、週刊ポスト書評委員、NHKラジオ第1『すっぴん!』新刊紹介コーナー担当。主な著訳書:クッツェー『恥辱』(ハヤカワepi文庫)、アトウッド『昏き目の暗殺者』(早川書房)、ブロンテ『嵐が丘』、ミッチェル『風と共に去りぬ』(以上、新潮文庫)、『ポケットマスターピース E・A・ポー』(集英社文庫)、ウルフ『灯台へ』(河出書房新社 世界文学全集Ⅱ-1)。『カーヴの隅の本棚』(文藝春秋)、『熟成する物語たち』(新潮社)、『明治大正 翻訳ワンダーランド』(新潮新書)、『本の森、翻訳の泉』(作品社)、『翻訳問答』シリーズ、『全身翻訳家』(ちくま文庫)、『翻訳教室 はじめの一歩』(ちくまプリマー新書)。

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