ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
精神病関係についても様々な関連本が出てるがオレはうつ病に興味がある!最近読んだうつ関係本5冊がこれ!
オレの周りにうつ病になって会社に来ない人間が結構いる。それまではぜんぜん問題なく仕事してると思ったのに、突然会社に来なくなる。あとオレも会社が破産して自己破産したが、当時同業他社でも倒産が相次いだ。その倒産社長も何人かがうつ病になったり、いまでも行方不明の社長がいる。ちなみにオレはうつ病になったことなし!なのでなぜうつ病になったりするのかが興味あるんですよ!
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タイトルの通り、うつ病になった原因とうつから立ち直ったきっかけを著者の漫画家・田中圭一氏、大槻ケンヂ、内田樹、AV監督の代々木忠らが語る。うつ病本らしからぬ、コメディタッチのマンガなのでめちゃめちゃ読みやすい!うつがテーマなのに読んでてぜんぜん重くならないのが素晴らしい!個人的にはAV監督の代々木忠さんがうつ病になったことに驚いた。AV女優の中には精神的にダウナーな人がかなりいると聞いたことがあるが、そういう女性から影響も受けたりもしたんだろうなあ。経験談なので説得力ありです。
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電通の過労自殺した女性が話題になったタイミングでこの本の発売はかなりタイムリー。中身はオレにはまったく当てはまらないし、理解できないが、なるほどと思わせる説得力がかなりある。頑張らなければいけない!と思い込んでる人がいかに多いことか。仕事がきついと思ってる人は絶対に読んだ方がいいね。
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これは確か映画化もされたほど有名なエッセイコミックですね。仕事をばりばりこなすダンナがある日突然出社拒否に。仕事の忙しさとストレスで部屋にこもることになり、病院に行くとうつ病と診断される、と。そんなダンナを支える妻視点でうつ病闘病の日々をマンガ化!ギャグマンガ風だが、うつの人達は笑えないんだろうな。と思ったね。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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