ブックキュレーターhonto編集員
将棋を始めたい方、必見!読むだけで棋力が上向きになるコミック
年齢や体力に関係なく楽しめる趣味を見つけたい、と思っている方にオススメの将棋を題材にしたコミックを紹介します。将棋は何十手先を読み、王を詰ます深遠なゲームです。日本独自のルールとして、相手から交換した駒も再利用することができます。そんな将棋の奥深い世界を知り、棋力と人生を高めるヒントを見つけてください。
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中学生でプロ棋士になった桐山零が出会ったのは、川本家の3姉妹でした。下町に住む彼女たちとの交流が、彼の深い孤独を癒やしていきます。将棋の魅力に加えて、3姉妹と一緒に食べる家庭料理もおいしそうに描かれています。絵本を使って将棋初心者の川本姉妹に将棋の基礎を説明するシーンがあったり、将棋入門書としても役立つでしょう。
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元6冠王棋士の少女・霧島都は、1ヵ月しか記憶を保てない症状が出るようになってしまいます。そのきっかけとなった5年前の最後の対局の対戦相手を忘れてしまった彼女は、その対戦相手を探す一人旅に出ることに。彼女の記憶は棋譜と実戦のなかにあり、彼女の最後の棋譜を物語とともに追っていくうちに、自然と棋力も上がっているはずです。
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プロ棋士をあきらめ、賭け将棋を生業とする「真剣師」として生きる青年・菅田健太郎。個性的な対戦相手との対局を重ねるうちに、彼はどんどんと強くなっていきます。そして将棋の盤上をどこまでも深く潜ってゆく姿には、勝負に賭ける情熱と将棋への愛が詰まっています。対局自体が魅力的に描かれているので、将棋欲を高めるには最適なコミックです。
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