ブックキュレーターhonto編集員
希望も問題点もリアルに描写。「移植医療」について知ることができる本
現代医学においても、人から人への臓器移植や骨髄移植といった「移植医療」でしか命を助けることができない病があります。そしてそれは他人事ではなく、この先、自分や自分の大切な人が移植を必要とする状況になる可能性もあるのです。さまざまな立場の人の思いを深く掘り下げて描いた本を読んで、移植医療について考えてみましょう。
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塾講師の瞳は待ち望んでいた恋人からのプロポーズを受けた矢先、骨髄移植が必要な慢性骨髄性白血病が発覚します。死の恐怖におののき結婚できないと思い詰めるのですが、同病の女性や教え子との関わりを通して、絶望から立ち直っていきます。その過程が丁寧に描かれていて、共感しつつ勇気がもらえるコミックです。
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医師、そして人間としてのあり方を模索しながら生きる、大学病院の研修医を主人公にしたコミックです。尊敬する看護師が腎移植でしか救えない状態だと知り、自らの腎臓を提供しようとするのですが・・・。移植医療に携わる医師、患者、家族などの「願い」や「都合」が複雑にからみ合うなか、本当に移植はできるのか?一気読み必至の長編です。
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移植コーディネーターという仕事を通して臓器提供者の家族に深く寄り添ってきた夕夏は、実の娘が事故で脳死状態になったとき、臓器提供を即断できない自分にショックを受けます。一方、夕夏の妹の子は臓器移植が必要な病気を発症。臓器提供を待つ側、提供する側の想いなど、移植医療のさまざまな側面が子細に描かれています。
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タイトルにある「1万分の1」とは、血縁関係がない人から骨髄移植ができる(白血球の型が適合する)確率のこと。本書は25歳で慢性骨髄性白血病と診断され、骨髄移植によって生還した大谷貴子さんの体験をもとにしたコミックです。綿密な取材が行われていて、大谷さんが創設に奮闘した骨髄バンクについても、その必要性がよく理解できます。
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