ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
事件ものが好きなオレは事故にも興味ある!そんな事故本5冊がこれ!
毎日のように報道される事故。最近だと痴漢して逃げて電車に轢かれて死亡や高齢者の運転する車に轢かれて死ぬ子供などが多い。特に事故で子供が巻き込まれるのはやるせないよな。その場合は事故というより殺人になるのかも知れないが。
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1980年に起こったバス放火事件。死者は6名。この本の著者はこのバスに乗り合わせ、全身に80%の大やけどで瀕死の重体。偶然にもこの炎上してるバスを撮影したのは著者の兄だったという衝撃。そしてなぜか加害者に徐々に同情していく被害者の著者。しかもこの本を出版して5ヶ月後に著者は死んでしまった。いろいろ衝撃的すぎてポカーン状態です。
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故人サイト 亡くなった人が残していったホームページ達
古田 雄介(著)
ツイート直後に事故死、がん闘病記録、自殺中継などしてマジで死んでしまった人々。彼らのブログやサイトは消えずにいまだにネット上にある!そんな彼らの死ぬ直前記録を紹介!というか、1000件以上ある故人サイトを見つけたって凄いね。著者の人は!しかし、死ぬ直前記録は読むと気が滅入るね。
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1974年、富士スピードウェイで4台のレーシングカーが激突炎上!ドライバー2名が死亡した大事故。その真相を生き残った当時のレーサー、関係者たちが初めて証言。事故の原因は接触してきた車が引き起こしたんだけど、この車が故意にぶつかってきたのか過失だったのかがナゾだったという。事故当時は誰も証言しなかったという日本レース史上最大のタブーの真実が暴かれるわけだが、著者はよくここまで調べたよ!素晴らしいノンフィクションだな!
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えみるの赤いランドセル 亡き娘との恩愛の記
風見 しんご(著)
風見しんごさんの長女、えみるちゃん(10歳)が登校中にトラックに轢かれ死んでしまう。その1年後に出版されたのがこの本。いやー立ち直るのは難しいよ。自分に置き換えても想像すらできない。どうしようもない。これ読んだら娘を一人で学校に行かせられなくなったよ、マジで。ホントに気が滅入る1冊です。
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痴漢に間違われたらこうなります!
Satoki(著) , 坂根 真也(法律監修)
いま流行の電車内の痴漢。逃げて電車に轢かれて死亡とかよくニュースで見ますね。死に方としては最悪ですが・・・。痴漢は犯罪ですが、えん罪も多いと聞く。この本の著者は弁護士です。やってもいない痴漢の犯人にされた時の対処法を詳しくシミュレーション形式で教えてくれます!マジで参考になるわ!
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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