ブックキュレーターhonto編集員
大切な人がなくなる人生の哀しさと切なさを、子どもに伝えたいときに贈りたい本
人生で必ずやってくる愛する人や大切なものとの別れ。そんな人生の哀しみに子どたちが出会うとき、大人たちはどのようなフォローができるのでしょうか。哀しみに暮れる小さな背中にそっと差し出してやりたい、そして別れについて考えるきっかけになる絵本を集めました。
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ずーっとずっとだいすきだよ
ハンス・ウィルヘルム(えとぶん) , 久山 太市(やく)
子どもの頃に誰もが直面する大切な命との別れ。この絵本では小さい頃から家族の一員としてかわいがってきた犬のエルフィーとの楽しい日々、そして老いて死へと向かっていく悲しさを子どもの目線から描いています。死によって永遠に別れてしまって会えなくなるという現実を、やさしく見守るようなテイストです。
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わすれられないおくりもの
スーザン・バーレイ(さく え) , 小川 仁央(やく)
誰からも頼りにされてきたアナグマ。みんなを幸せにしてくれていた大切な存在が冬の訪れとともに死んでしまう様子と、その後が描かれています。アナグマが生きている間にしてくれていたこと、死んではじめてわかるアナグマのやさしさ。私たちが死を通して学ぶことを、清澄なタッチの絵で教えてくれます。
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おじいちゃんがおばけになったわけ
キム・フォップス・オーカソン(文) , エヴァ・エリクソン(絵) , 菱木 晃子(訳)
道ばたで倒れて死んだはずのおじいちゃんが、エリックには見える。「まだ一緒に暮らしている」エリックにとっては、生きることと死ぬことがあいまいに過ぎる日々のなか、おじいちゃんが死んだという事実が少しずつ肌で感じられるようになります。死を受け入れるプロセスを丁寧に見つめる物語は、子どもだけでなく大人にも感動を呼ぶはずです。
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よしこがもえた
たかとう 匡子(作) , たじま ゆきひこ(作)
1945年7月3日に起こった姫路空襲の最中、妹のよしこの手を握って町を逃げ惑う「わたし」。真夜中の闇を兄妹で生きるため、死の不安を感じながらもがく2人。よしこの髪の毛に焼夷弾の火がついてしまい、突然、悲しい別れが訪れます。戦争のはかなさと命の尊さを問う絵本です。
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悲しい本
マイケル・ローゼン(作) , クェンティン・ブレイク(絵) , 谷川 俊太郎(訳)
最愛の息子の死によって心を閉ざしてしまう男の物語です。どんなに悲しみを克服しよう、人生を前向きに生きようともがいても、息子を失った喪失感は増すばかり。一瞬にして失った幸せな日々。愛する存在を失ったとき、人はどのような死の悲しみに直面するのでしょうか。家族、親子、死など、人生の根本的なテーマを繊細に伝えます。
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