ブックキュレーターhonto編集員
心にズシっと響く、若者の「死」が身近にあるコミック
ハッピーエンドは物語の正道ですが、そればかりが傑作の条件とは限りません。その対極にある、若者たちの「死」を見つめるコミックを選んでみました。未来ある者の生命が理不尽な理由で散っていくストーリーは残酷で、人生のはかなさを感じさせます。読めば最初は気持ちが落ち込むかもしれませんが、きっと心に深く残り続けるコミックばかりです。
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田舎へ引っ越してきた中学生・圭一は、「オヤシロさまの祟り」と呼ばれる怪現象に遭遇します。小さな村で猟奇殺人と失踪がくり返され、悲劇に見舞われるのは大半が子ども、しかも圭一と親しい人ばかり。なぜ彼らの未来が奪われたのか、惨劇は止まらないのか。絶望のなか、それでも希望を探していくドラマから目が離せません。
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ブラッドハーレー家の養女になれば、華々しい世界に出られる・・・そう信じた孤児たちが馬車で連れて行かれた先は、凶暴な獣欲うごめく深い塀の向こうでした。絶え間ない暴力と殺人が織りなすストーリーは読者の心をえぐりますが、無垢な少女たちの避けられない死が「今を生きること」の意味を強烈に問いかけてきます。
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