ブックキュレーターhonto編集員
主人公よりも魅力的!?名探偵の活躍を盛り上げるライバルが登場する推理小説
推理小説の楽しみは、主人公の活躍だけではありません。名探偵が活躍する物語には手強い宿敵が登場するもの。主人公に負けない強い印象をもつライバルたちに注目するのも、推理小説の一つの楽しみ方です。名探偵と互角に渡り合い、警察と熱い戦いを繰り広げ、その個性で読者を惹きつける犯人たち。彼らが放つ悪の魅力が光る物語を紹介します。
- 13
- お気に入り
- 10192
- 閲覧数
-
シャーロック・ホームズの思い出
アーサー・コナン・ドイル , 小林司 , 東山あかね , C・ローデン , 高田寛
名探偵の代名詞ともいえるシャーロック・ホームズ。本書所収の短編「最後の事件」では、最大の宿敵・モリアーティ教授との戦いが描かれています。大犯罪組織を操り「犯罪界のナポレオン」とも呼ばれるモリアーティ教授は、ホームズに引けを取らない強烈なキャラクター。「名探偵と名犯罪者の対決」という一つの流れを作った、記念碑的な物語です。
-
死者との対話
レジナルド・ヒル(著) , 秋津 知子(訳)
1970年から40年近く続いた「ダルジール警視」シリーズの一冊です。のどかなヨークシャーで自ら執筆した短編小説の通りに殺人を重ねる犯人に、現地警察の名物警視ダルジールと新人刑事ハットが挑みます。古典文学や聖書からの引用を自在に操り、警察を翻弄する知的な犯人像は、今までになかったタイプの敵役といえるでしょう。
-
名探偵のライバルたちの中には、シリーズを通して何度も登場するおなじみの敵役も存在します。本書に登場する「ウォッチメイカー」もその1人。裏の裏をかく大胆な行動と緻密な計画で、主人公リンカーン・ライムと名勝負を繰り広げます。その後もたびたびシリーズに顔を出す名ライバルを、初登場の本書でチェックしましょう。
-
多くの人気シリーズをもつ森博嗣ですが、そのなかでも異色のダーク・ヒロインを主役に据えたのが「四季」シリーズです。主人公は『すべてがFになる』で殺人を犯し、孤島に幽閉されていた天才工学者・真賀田四季。彼女の子ども時代の物語をはじめ、各シリーズにつながる重要エピソードの数々が語られているファン必読の一冊です。
-
「ジッチャンの名にかけて!」の名セリフでおなじみの「金田一少年の事件簿」シリーズからは、シリーズ最大のライバル「地獄の傀儡師(くぐつし)」が初登場する本書をピックアップ。「地獄の傀儡師」を名乗る犯人からの挑戦を受け、走行中の列車という密室で行われた殺人事件に金田一一が挑みます。その後の名勝負の数々を予感させる傑作です。
![]()
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です

