ブックキュレーターhonto編集員
いつか訪れるペットロスが怖い、今まさに寂しい・・・そんなつらさに寄り添ってくれる本
家族同然のペットの死は本当につらいものです。「近いうちに来る別れに、私は耐えられるのだろうか」という不安を抱える人も、「失ってしまって、とても寂しい」と悲しみのなかにいる人も、心の支えにできるような本を集めました。ペットロスから立ち直るまでの体験談や、愛されたペットの一生をたどる手記が、きっと今の気持ちに寄り添ってくれます。
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動物好きなペット霊園の住職が、ペットロスに苦しむ人に向けて書いた本。ペットに手遅れの病気が見つかったときは「もっと早く気づいてあげれば」、看取りができなかったときは「どうしてそばについてあげられなかったんだろう」など、飼い主は自分を責めがち。「そんなふうに思わなくてよい」と、やさしく説いてくれる一冊です。
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15歳の犬を亡くした著者が、ペットの晩年、死を経てペットロスを乗り越えるまでの数カ月を著したコミックエッセイ。毎日泣き暮らすなか、著者が救われたのが「泣きたいときは泣いていい」という言葉。それから徐々に心を落ち着けていき、最後「あの子は本当にかわいかった」と笑顔で語る著者の表情に救われます。
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しっぽのある天使たち -その出会い、別れとペットロス-
佐々木 文彦
20人の飼い主から寄せられた体験談をもとに、愛犬家がペットロスについて詳しく解説。20人のなかにはペットロスに陥らない飼い主もいて、どんな接し方や病気への対応が深いペットロスの防波堤になるのかを読み取れます。最後には、後悔しないペットとの過ごし方を分析。今、お別れの危機にある人にも役立つ内容です。
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盲導犬の生涯を、文章と写真で語るフォトエッセイ。一頭の犬の生涯をリアルに見届けているような気分になります。皆に大切にされたクイールの姿から、ペットという存在の素晴らしさ、人間に与えてくれる愛情の深さを再確認。悲しむばかりではなく、ペットへの感謝を胸に前向きに生きようという気持ちが生まれてきます。
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