ブックキュレーターhonto編集員
いろんな顔をもつ東京の街を歩いてみたくなる本
2020年開催のオリンピックに向けて、大きく表情を変えつつある日本の首都・東京。つねに変化しているこの街は、人によってとらえ方が大きく異なるものです。そこでここでは、23区の夜を散歩したミュージシャンのドキュメントや人気作家による江戸エッセイ、国民的タレントによる坂道考察など、「東京」にクローズアップした本をそろえました。
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電気クルーヴのメンバーで、夜の街を散歩するのが大好きなピエール瀧によるトークブックです。タイトルの通り23区を23時前後に徘徊し、見たもの感じたものを写真&トークでまとめています。同じ東京都内でありながら、区によってまったく異なる東京の夜を垣間見ることができる一冊です。
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東京おさぼりスポット探検隊
べつやく れい(著)
イラストレーター・べつやくれいが、山手線沿線にあるおさぼりスポットをエリアごとにまとめたコミックエッセイです。ここで紹介されているのは観光地とも異なる、時間つぶし(おさぼり)ができるスポットばかり。そのため都内での勤め人にとっては、オアシスマップとして読むことができます。
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東京は坂道の街であり、さらに付け加えると、名前がついている坂が多いのだそうです。本書では日本坂道学会副会長のタモリが、東京のさまざまな「よい坂」を紹介しています。著者の坂道愛に触れるにつれて、掲載されている坂道を実際に登ってみたくなってきます。
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ミステリー作家のみならず、時代小説家としての顔も持つ宮部みゆきによる江戸エッセイです。本書では時代小説でも舞台となることが多い、江戸の街にタイムスリップして歩く様子が綴られています。「市中引き回し」や「江戸七不思議」など時代小説好きにとってはなじみのある場所が満載で、現在はどうなっているのか思わず足を運びたくなるはずです。
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