ブックキュレーターhonto編集員
緊急センター、被災地、戦地。さまざまな現場で働く医師のノンフィクション
病気や怪我などで命の危機に直面した人を救う医療者たちのなかでも、医師は命を救うことに関して大きな責任を担っています。最先端医療を研究する大学病院や政情不安な戦地、災害に見舞われた孤立無援の病院など、さまざまな現場で働く医師の姿を描いたノンフィクション本を紹介します。普段聞くことのできない医師たちの想いが明かされています。
- 9
- お気に入り
- 1325
- 閲覧数
-
国境なき医師団に所属し、世界で最も過酷な地域に派遣された日本人医師の物語です。著者の山本敏晴は、社会基盤が崩壊した国での医療援助のほか、病院の再建や教育も行ってきました。過酷な状況下でもユーモアを忘れない医師の活動を知った後に、「本当に意味のある国際協力とはなにか?」と題されたあとがきを読むと重く胸に残ります。
-
死と隣り合わせの人が運び込まれてくる救命センターで働く医師が記したエッセイです。生と死に関わる現場が、医師と看護師の明るい軽妙な会話で綴られています。「正しい答えなどない」そんなやりきれない思いを抱きつつも、目の前の患者の命とまっすぐに向き合う救命医の心に触れることのできる救命シリーズの一冊です。
-
東日本大震災の緊迫の7ヵ月、被害の大きかった宮城県石巻市で被災しながらも、災害医療コーディネーターとして奮闘し続けた医師の記録です。想定外の状況で次々と起こる問題も、救護チームのスタッフと乗り越えていきます。危機に直面したリーダーが取るべき行動など、医療者でなくても参考になるエピソードも紹介されています。
-
家に帰ろう 在宅緩和ケア医が見た旅立つ命の奇跡
萬田 緑平(著)
治療の術もなく死を待つだけの身になってしまったら、最期のときは病院ではなく家で迎えたい。その希望を叶えてくれる医師の物語です。年齢も境遇もさまざまな人たちが過ごす最期の日々、家に帰してあげたいと願う医師の想いも切実に伝わってきます。終末期医療について考えたこともない、そんな方にこそオススメの一冊です。
-
小児がん外科医 君たちが教えてくれたこと
松永 正訓(著)
生まれる前の細胞の異常な変化が原因であるとされる小児がんは、近年生存率が上昇しつつも依然子どもの死因の上位に位置しています。その治療に全身全霊で挑んだある小児外科医の半生が、病に立ち向かう子どもたちの強さや家族の苦悩とともに語られています。決してあきらめない医師の姿が、読後いつまでも心に残るでしょう。
![]()
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です

