ブックキュレーターグロービス経営大学院教授 嶋田毅
これからビジネスで活躍する若いビジネスパーソンに読んでほしい本
かつて、これほどまでに経営環境が激変する時代はなかったでしょう。こうした時代にあっては、まずはビジネスというものを正しく理解した上で、学び続け、自分の武器をしっかり持っておかないと、すぐに取り残されてしまいます。ここでは「何を最低限学べばいいのか?」とお悩みの方に、そのヒントを紹介します。
- 23
- お気に入り
- 2014
- 閲覧数
-
ビジネスは、結局、多くの人と良好な関係を構築し、彼らに望ましい方向に動いてもらうことに尽きます。そのヒントを提供するのが本書です。80年以上前に刊行され、全世界で数千万人に読まれてきました。読むたびに感想が変わり、新しい発見があります。ぜひ1度だけではなく、何度も読み返してください。
-
「マネジメントの父」ことピーター・ドラッカーの主張のエッセンスをまとめた1冊。本書の原点は19世紀半ばにまで遡りますが、今読んでもその本質はいささかも衰えておらず、むしろその炯眼に驚きます。マネジャー必読の1冊ですが、若い方にも是非読んでいただき、マネジメントに対する理解を深めていただければと思います。
-
ITの飛躍的な進化は、さまざまなビジネスを生み出しました。いわゆる「ユニコーン」と呼ばれる、時価総額10億ドル以上の企業の多くは、創業から10年以内のIT企業です。情報化時代はそれ以前の時代と何が違うのか、理解するのに最適の本の1冊です。
-
AI時代の勝者と敗者
トーマス・H・ダベンポート , ジュリア・カービー , 山田美明 , 石崎雅之
「AIが人の仕事を奪う」とまことしやかに語られています。確かに、AIによってなくなる仕事もありますが、逆に、AI時代だからこそより必要になる仕事もあれば、大きな変化を求められる仕事もあります。20年後の仕事の在り方をイメージする上で読んでおきたい1冊です。
ブックキュレーター
グロービス経営大学院教授 嶋田毅グロービス出版局長、グロービス電子出版編集長兼発行人、『GLOBIS知見録』編集顧問、グロービス経営大学院教授。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。著書に『MBA 100の基本』(東洋経済新報社)、『図解 基本ビジネス分析ツール50』『図解 基本フレームワーク50』(以上ダイヤモンド社)、『競争優位としての経営理念』『[実況]ロジカルシンキング教室』(以上PHP研究所)など。その他にも多数の共著書、共訳書がある。グロービス経営大学院や企業研修において経営戦略、マーケティング、管理会計、自社課題などの講師を務めるともに、講演なども行っている。
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です