ブックキュレーターhonto編集員
自然のなかで暮らしたい!田舎への移住を考えたときに読んでおきたい本
便利で華やかで忙しいのが街での暮らしの魅力ですが、ゆったりとした生活や自然に魅力を感じるなら、田舎への移住も選択肢の一つです。ここで集めているのは「移住入門書」と呼べるような本ばかり。本気の田舎暮らしから、都心に近い郊外での生活、二地域住居など、移住のかたちも人それぞれなので、自分に合ったスタイルを見つけてください。
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20代で隠居 週休5日の快適生活
大原 扁理(著)
東京の郊外のアパートで一人暮らしをしている、20代男性のドキュメンタリーです。1ヵ月の生活費7万円の内訳や、所得と引き換えに手にした自由時間をどう過ごしているのかが具体的に綴られています。著者による郊外でのプチ移住生活はものぐさで質素で健康的。肩肘張らないゆるい毎日に、くすりと笑ってしまうでしょう。
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アイム・ミニマリスト
YADOKARI(著)
物をもたない生活を提唱する「ミニマリスト」5名へのインタビューで構成されています。自然に囲まれた環境で、秘密基地のような手作りの小屋やトレーラーハウスに住む彼らの生活は、読んでいるだけでワクワクするものばかり。住居の概念を気持ちよく覆してくれる本書は、移住先での住居選びに新しい視点を加えてくれるかもしれません。
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広島県尾道の空き家再生プロジェクトにより、家と土地をタダで手に入れた30代漫画家による移住エッセイコミックです。新しい土地で人生がどんどん変わり、豊かになっていく過程が、ギャグ満載で描かれています。著者のように移住を後押ししてくれる自治体や制度ありきで、住まいを決めてみるのも一つの方法だと思わせてくれる一冊です。
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田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」
渡邉 格(著)
岡山県の山奥でパン屋を営む店主が、「経済」について書いた本です。田舎への移住で無視できないのが仕事の問題ですが、本書では仕事の目的や内容、ひいては資本主義そのものに踏み込んで、現代での一般的な働き方について問いかけてきます。暮らしが変われば仕事も変わる、そんな当たり前のことに気づかせてくれる温かいビジネス書です。
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