ブックキュレーター出版甲子園
ありのままで、愛してほしい
幼い頃は自分に素直でいられたのに、ひとはいつしか着飾ることを覚えてしまう。それは「成長」とも呼べるけれど、ふとしたとき、仮面の下で窮屈さを抱えていることもある。ありのままで愛されたい。それは、誰もが「おとなだから」という言葉で見えなくなってしまった、純粋な欲望ではないでしょうか。【選者:土佐七海(とさななみ):編集局】
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裕福だけれど病弱で人並みの生活も満足に送れない薬種問屋の若旦那。そんな彼の周囲は、彼を心から愛する両親や妖たちで溢れていた。支えられないと生きていけない、そんな自分をありのまま受け入れる愛を受け、死と隣り合わせの日々でも若旦那は毎日を強く楽しく生き抜いていく。
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教室。そこには、子供たちが作り出す模擬社会。その枠組みから外れないように、暗黙の了解を破らないように、彼らは必死で仮面をかぶる。そんなふうに、何重にも封じられ「ありのままの僕」は、仮面の隙間から漏れ出しよるの学校を闊歩し始める。その姿は、さながら「ばけもの」だった――。
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せかいいちのねこ
ヒグチ ユウコ(絵と文)
ぬいぐるみのニャンコの夢は、「ほんものの猫になる」こと。そうすれば、持ち主の男の子とずっと一緒にいられるから。男の子に愛されたい、でも、ぬいぐるみは大人になれば忘れられてしまう。ほんものの猫になることで不変の愛を求めるニャンコは、ほんものの猫たちとの出会いを経て、ありのままの自分の姿を見つめ直す。
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硝子のボレット
田丸 まひる(著)
「愛してるどんな明日でも生き残るために硝子の弾丸(ボレット)を撃つ」。たったの31音。けれど、その言葉の裏側には奥深く眠る感情が込められ、私たちに豊かな世界を見せてくれる。日々の生活の中で埋もれてしまう「ありのままの私」の姿・想いが、この歌には込められている。
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ブックキュレーター
出版甲子園2005年設立。早稲田大学公認学生団体。学生の、学生による、学生のための出版企画コンペティション。応募資格は、『学生』であること。参加企画は、厳正な審査と、決勝大会におけるプレゼンバトルで競い合い、編集者の目に止まった企画は出版されます。http://spk.picaso.jp/
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