ブックキュレーターhonto編集員
妻を愛し抜いた男が語る物語。ページからあふれる夫婦の愛が胸を突く本
日本人は感情表現が苦手だといわれますが、特に男性にとって、パートナーへの愛を語ることは気恥ずかしいことかもしれません。だからこそ伴侶への愛を真っすぐ語る言葉は胸を打ちます。愛する妻の病や死に直面した男が、自ら夫婦の愛の物語を綴った本を集めました。人はここまで深く人を愛し抜くことができるのか?と深い感動に包まれるはずです。
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センチメンタルな旅・冬の旅
荒木 経惟(著)
「私の愛であり、写真家決心なのです」との宣言とともに、妻・陽子との新婚旅行をとらえた21枚の写真から始まる写真家・荒木経惟の私小説のような写真集。後半は「冬の旅」と題し、42歳で他界した妻との最後の日々が短い文章と91枚の写真で刻まれます。荒木の視点を通して、彼が味わった愛やその喪失が押し寄せてきます。
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私たちの愛
田原 総一朗(著) , 田原 節子(著)
気鋭の論客として知られる田原総一朗と元日本テレビアナウンサーでウーマンリブの活動家でもあった妻・田原節子が、波乱に満ちた愛の道程を語った本です。恋に落ちたとき、すでに既婚者だった2人が27年のときを経て真に結ばれて間もなく、節子に乳癌が見つかり・・・。田原総一朗が妻に捧げ、捧げられた愛の形がここにあります。
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『間違って、天から妖精が落ちてきた感じ』骨太な歴史小説を数多く送りだしてきた作家・城山三郎は、後に妻となる容子との出会いをこう書いています。大らかな愛によって、城山にとっての「妖精」であり続けた妻との日々と別れを綴った一冊です。あとがきとして添えられた次女の手記からも、夫婦の温かな絆が伝わってきます。
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他界した歌人・河野裕子の10年に渡る闘病記を、夫でありやはり歌人である永田和宏が歌とともに紡いだ本です。『歌は遺り歌に私は泣くだらういつか来る日のいつかを怖る』の歌に象徴されるように、永田が歌人である河野を深く尊敬し、妻としての河野を愛していました。それが行間からあふれてくるようで、切なくなるほどです。
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