ブックキュレーターhonto編集員
絵画の見方が変わるかもしれない、ユニークな視点の美術エッセイ
誰もが知る有名作品の裏に隠された驚愕のストーリーや、1枚の絵がたどった数奇な運命。さらに、美術史の評価なんて一切無視した独自の解釈など、何度も見た絵の印象も180度変わるかもしれない、驚きと発見に満ちた美術エッセイを紹介します。どれも堅苦しくない本ばかりなので、絵画の知識がない方でも楽しんでいただけます。
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運命の絵 中野京子と読み解く
中野京子(著)
『怖い絵』シリーズでおなじみの著者が、「運命」をテーマに、名画の裏に隠されたドラマに迫ってゆく本書。片目のつぶれた自画像を描いた数年後に同じ目を失ってしまった画家、ある名画の題材となった実在した若い2人の命がけの恋など、次々と明らかにされるドラマチックなストーリーに、心を揺さぶられてしまうでしょう。
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手の美術史 MORIMURA METHOD
森村 泰昌(編著)
どこかを指し示す手、祈る手、持つ手、誘惑する手・・・。本書で著者が着目するのは絵全体ではなく、そこに描かれた「手」。掲載されている図版も、古今東西の名画の手の部分をクローズアップしたものばかりです。時代ごとに移り変わる手の描かれ方を通して、著者独自のなまめかしくも官能的な美の歴史が語られていきます。
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赤瀬川原平の名画読本 鑑賞のポイントはどこか
赤瀬川 原平(著)
『絵画はまず美味しいのがいちばん』と語り、頭よりも、目の気持ちよさにこだわって名画を読み解いていく著者。流行の理論に迎合したルノワールの作品を『ヤラセの産物』とこき下ろしたり、「現実を描写した印象派の絵のほうに自由を感じる」と抽象的な現代美術を揶揄したり、いいたい放題の奔放さが痛快です。
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名画は語る
千住 博(著)
自身、画家でもある著者が、西洋美術の名画の魅力を語る一冊。といってもただの評論や解説ではありません。著者が作者本人になりかわって王室で自作をプレゼンしたり、ファンになって作者にインタビューしたり。そんなユニークなアプローチで、作品の裏にある画家たちの意図や、たくらみを解き明かしていきます。
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洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵
洲之内 徹(文)
画廊の経営主でもあった洲之内徹が生涯をかけて集めた絵と、それぞれの作品にまつわる文章が収録されています。「絵が語りかけてくるものしか信用しない」という洲之内の選ぶ絵は、自分自身の内面を映し出したような、無名の画家による孤独感あふれる作品ばかり。そんな評価や肩書とは無縁の独自の視点が貫かれた一冊です。
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