ブックキュレーターhonto編集員
最後が気になって眠れない!しっかり時間をとって読みたいミステリアスな小説
ちょっとだけと読み始めたら、一気に引き込まれて気がつけば数時間・・・。そんな経験、本好きなら一度や二度ではないはずです。ここではラストがどうなるのか気になってついつい時間を忘れて読み耽ってしまう・・・、寝不足注意な小説を紹介します。くれぐれも時間に余裕がないときに、手に取らないようにしてください。
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冒頭から一気に読者を世界に引き込む魅力は、さすが村上春樹!のひと言。二つの世界を同時進行させるかたちでストーリーは進んでゆき、あるときからその関係性が明らかになっていきます。二つの世界をそのまま読むもよし、別々に読んでも理解を深めることができます。最初から最後まで、疾走感はピカイチです。
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ターン
北村 薫(著)
毎日同じ時間&同じ場所に帰ってきてしまう世界に入り込んでしまった主人公の物語です。一本の電話が主人公につながることから、物語は一気に加速するのですが・・・。どうやってこの世界から逃れて結末までたどり着くのか、そんなことを予想しながら最後の最後まで楽しめる一冊です。
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レベル7 改版
宮部 みゆき(著)
文庫本で700ページ以上に及ぶ長大な物語です。自分の身体に刻まれていた「レベル7」の文字、横に眠る女と札束が詰まったスーツケースと拳銃、そして自分には記憶がなく・・・。一体どういう方向に物語が進むのか、まったく想像ができません。ラストまでのスピード感は、宮部みゆきの小説群のなかでも最上級といえるでしょう。
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