ブックキュレーターmusic book cafe
【2017年11月放送分】一歩先の音楽生活を提案するラジオ・プログラムがお薦めする音楽本
《music book cafe》は、全国約70のコミュニティFM局で放送中(毎週水曜夜20時〜)。ずばり「音楽と本」をテーマに、注目の音楽書新刊の著者や音楽家をスタジオにお迎えしてお届けする、新しい音楽教養番組です。11月はこんな5冊の著者をお迎えしました。
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音楽の力を信じて 「音楽教育ヴァン」からのメッセージ
教育芸術社広報・デジタル開発部(編著)
どんな人も「学校」という場に通い、そこで「音楽」と出会ってきた。大人になって、みんな自分の人生で感じた「音楽のチカラ」についてどんな風に感じているんだろう。谷川俊太郎、佐藤学、野村萬斎、坂東玉三郎ら著名人が音楽の喜び、そして可能性について語りつくす珠玉のインタビュー集。(1日放送)
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歌の心を究むべし 古楽とクラシックのミッシングリンクを求めて
濱田 芳通(著)
リコーダーとコルネットの名手というだけでなく、古楽団体アントネッロを主宰し、モンテヴェルディの三大オペラほかの大規模作品の上演も積極的におこなう濱田さん初の著書。「歌心」という、なんともつかまえがたいシロモノはいったいどこにあるのかを探る異色の音楽論です。(8日放送)
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さらば!オンチ・コンプレックス 〈OBATA METHOD〉によるオンチ克服指導法 ユキ&ケンと一緒に学ぼう!
小畑 千尋(著)
はたして「オンチ」とは何なのか?どんな状況を示す言葉なのか・・・。実は「オンチ」って単なる俗語でしかない、と衝撃的な告発で始まる本書は、いわゆる「オンチ」という状況を学び、「オンチ」の症状に悩む人がマッピングや内的フィードバックといった方法で改善するための指南の本です。お試しあれ。(15日放送)
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古楽でめぐるヨーロッパの古都
渡邊 温子(著)
チェンバロ奏者として世界各地を旅する渡邊さんは、訪れる国や都市の歴史を調べずにはいられない歴女でもあります。一味違ったヨーロッパ旅行をお考えの方にはおすすめの1冊。番組ではニコシア、リューベック、プエブラ、ツェルプストについて、熱く語っていただきました。(22日放送)
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シューベルトの「冬の旅」
イアン・ボストリッジ(著) , 岡本 時子(訳) , 岡本 順治(訳)
イギリスが誇る世界的テノール歌手がみずからの演奏体験と驚異的な博識をもとに「冬の旅」の1曲1曲を解説した力作ですが、2017年の直木賞受賞作である佐藤正午『月の満ち欠け』を装丁した桂川潤さんによる、カラー写真を多用した美しい造本・装丁も魅力のひとつです。(29日放送)
ブックキュレーター
music book cafe「音楽と本」をテーマにかかげて2017年4月にスタート、毎週水曜20時から選りすぐりの音楽書をご紹介しているFM番組が《music book cafe》です。注目の新刊書籍の著者をスタジオにお招きしたり、ミュージシャンに愛読書を薦めていただいたり、ほかにも音楽と本を巡る耳寄りの情報をお届けしています。全国約60のローカルFM局で放送中。公式サイトはこちら。
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