ブックキュレーターmusic book cafe
【2017年12月放送分】一歩先の音楽生活を提案するラジオ・プログラムがお薦めする音楽本
《music book cafe》は、全国約70のコミュニティFM局で放送中(毎週水曜夜20時〜)。ずばり「音楽と本」をテーマに、注目の音楽書新刊の著者や音楽家をスタジオにお迎えしてお届けする、新しい音楽教養番組です。12月はこんな5冊の著者をお迎えしました。
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あなたの聴き方を変えるジャズ史
村井 康司(著)
ジャンルを問わず膨大な音源を聞き込んでいる著者が、ジャズの現在までを軽快な筆致で描いた名著。これからのジャズ史のスタンダードになるでしょう。ヨーロッパ、アフリカと、広い世界から人と音楽が入ってきてジャズが興った、その誕生「まで」を描いた第1部がひときわスリリングです。(6日放送)
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100年のジャズを聴く
後藤 雅洋(著) , 村井 康司(著) , 柳樂 光隆(著)
ジャズ喫茶「いーぐる」を50年営む後藤さん(70代)、実力No.1の評論家・村井さん(50代)、『Jazz The New Chapter』の編者としてキーパースンとなった柳樂さん(30代)の3人が、各自のジャズ観を正面からぶつけあう。今ジャズは何をどう聴いたらいいのか、ヒント満載です。(6日放送)
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〈新訳〉フィガロの結婚
ボーマルシェ(作) , 鈴木 康司(訳・解説)
オペラには原作がある。当たり前といえば当たり前の話であるが、でも意外と原作をしっかり読んでオペラを観に行く人は少ないのでは。番組ではオペラ・キュレーターの井内美香さんが原作と台本をめぐる楽しい話を展開。原作を読む悦楽を教えてくれた。そこにはオペラ鑑賞への新しい鉱脈があるのかも。(13日放送)
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ピアニストというのは不思議な存在である。何万、何百万もある音符を覚え、そして人とは異なる音色、音色でパフォーマンスする。いったいそのメカニズムはどうなっているのか・・・。その疑問に答えてくれるのがこの本。三舩優子さんも「腑に落ちた」と大絶賛。ピアニスト特有の病にも言及、注目の本です(20日放送)
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デザインの仕事
寄藤文平(著)
今もっとも活躍している書籍デザイナーのひとり、寄藤文平さんが、これまでの経験を引き合いに出しながら、装丁という仕事に取り組む際の基本的な考え方を語った一冊。『「いい本」と「売れる本」の両方を兼ね備える』には「タイトルの大きさ」が決め手だ、をはじめ、目ウロコの卓見に満ちています。(27日放送)
ブックキュレーター
music book cafe「音楽と本」をテーマにかかげて2017年4月にスタート、毎週水曜20時から選りすぐりの音楽書をご紹介しているFM番組が《music book cafe》です。注目の新刊書籍の著者をスタジオにお招きしたり、ミュージシャンに愛読書を薦めていただいたり、ほかにも音楽と本を巡る耳寄りの情報をお届けしています。全国約60のローカルFM局で放送中。公式サイトはこちら。
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