ブックキュレーターhonto編集員
描かれているのは人間の心!ふと考えさせられるスポーツ漫画
身体と身体、精神と精神のぶつかり合い、それがスポーツ漫画の醍醐味です。ですがもう一つ、競技に真剣に向き合う人間の哲学を描いた側面をもつ漫画があります。競技に真剣に向き合う人が何を考え、何を感じ、どう前に進むのか。それを深く掘り下げているスポーツ漫画を紹介します。
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H2 1
あだち 充(著)
青春漫画の名手・あだち充の代表作の一つです。中学では最高の相棒だった比呂と英雄は、高校でライバルとしてお互いの前に立ちはだかります。そこへ2人のヒロインが介入し、勝負は野球だけではなく恋愛にもおよんでいきます。その心情をウィットに富んだセリフで描いており、昔懐かしい青春を堪能したい方にオススメです。
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総合格闘技「修斗(しゅうと)」を題材にした漫画で、主人公の男子高校生・廻は競技を通して人間的にも成長していきます。勝つことよりも負けることによる成長にフィーチャーした珍しいタイプのスポーツ漫画で、負けるたびに自分の内面を見つめ直す廻のセリフには深みがあります。自分の弱さに向き合いたい方にうってつけの物語です。
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