ブックキュレーターhonto編集員
小説だから許せる?魅力的だけど非情な男たちのハードボイルドな世界
非情な男たちが登場するハードボイルド小説。でも、「ハードボイルド」とは何か?というと少々曖昧です。ただ彼らに共通するのは、善悪を超えて自分に課した規律に従い行動し、失敗する。少なくとも苦さが残る結末を甘んじて受ける。これらの小説が時代を超えて愛されるのは、そこに魅了されずにはいられない失敗者たちがいるからかもしれません。
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勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪
ヘミングウェイ(著) , 高見 浩(訳)
ハードボイルド文体の生みの親と言われているのがヘミングウェイです。アフリカで足を腐らせながら死にかける男の最後の夢、名作と名高い表題「キリマンジャロの雪」の他、沈没した客船の中で揺れる女の死体を見つける船乗りの冒険譚、ライオン狩りをする中ですれ違っていく夫婦の悲劇など、印象的な17編がそろっています。
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ガラスの鍵
ハメット(著) , 池田 真紀子(訳)
賭博師ネドは暗黒街の顔役マドウィックに恩義と友情を感じていますが、マドヴィックが政界に関わろうとする事でその関係に微かなひびが入っていきます。そして上院議員の息子が殺され・・・。選挙が絡んだ暗黒街の覇権争いのなかで2人の絆はどうなるのか?さらに2人に絡んでくる女たち。まさにハードボイルドの教科書といえる一冊です。
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