ブックキュレーターhonto編集員
知っているようで知らない!?日本語の奥深さを理解するための本
日本人だからといって、すべての人が日本語のことをよく知っているわけではありません。ふだん何気なく聞いたり話したりしていますが、気がつかないうちに自分の気分や感情、相手との関係や世界観が表現にじみ出ているものです。知れば知るほど奥が深い、日本語の世界を探検してみましょう。
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日本人が学校で習う国語の文法と、日本語を学ぶ外国人が習う日本語文法はまったく体系が異なります。言葉や表現には、その民族の世界観が色濃く反映されているといいます。本書は、外国人向けの日本語文法をあえて日本人に解説することで、表現の奥に秘められた日本人独特の考え方や文化を浮き彫りにしています。
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「あ」は「い」より大きい!? 音象徴で学ぶ音声学入門
川原 繁人(著)
濁点がついた言葉は暗く汚いイメージになりやすいそうです。たとえば「しとしと」と「じとじと」、「ぺたぺた」と「べたべた」を比べてみるとわかります。赤ちゃんの紙おむつの商品名は「マ」や「パ」がつくものが多く、それには理由があります。本書は、こうした言葉の音によるイメージの違いを解説した音声学入門書です。
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状況や場面、相手との関係によって、ふさわしい表現は変わってきます。自分を指す言葉も、「わたし」「あたし」「おれ」「自分」「僕」「うち」など、職場か家庭か、年上か年下か、親しいか初対面かなどによって何種類もあります。日本人のコミュニケーションの実際を、言語表現を通してあぶり出す社会言語学入門書です。
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