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明治から150年を駆け抜ける「東京」のGPS

あえて江戸を引きずらずに、東京をタイムリープするように感じてみた。大林監督の映画「時をかける少女」で静止画像(実際にロケで撮影した写真を使った)をパラパラめくるように表現したように。細田監督版アニメ「時をかける少女」ですっ転んでいったように。「シュタインズゲート」で一瞬空間がぶれたように。ブラタモリ的にGPSの秘めた地学や歴史など、現在目に見えているものに多層的に折り重なった意味を読み解くように東京を感じる。そんな5冊です。

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  • 吉田健一は書き出しが好きだ。メタフィクションの種明かしを倒叙推理のようにまず片付ける。市電が走っていたころの本郷が舞台なのだが、ためつすがめつ行ったり来たり意識を飛ばすので作中で出てくるプルーストのようなまさに意識の流れそのものだ。文学やさまざまな知識と重ね合わせた空気感はまさしく東京。自転車も主役で、そのあたりの射程は広い。

  • 大正4年に朝日新聞に連載されたもので、体調がはかばかしくなく、自宅にこもりがちなまま書き綴ったエッセイで、アマゾンのコメントにブログみたいだという書き込みがあったが、実に言い得て妙。とはいえ、僕の中では、この作品と夢十夜がフェイバリットである。長編にこめられたエッセンスを漉しに漉して灰汁を取ったコンソメのようだ。硝子戸の中にいるからこそ、外の空気が繊細に拾われる。東京そのものだ。

  • かく言う僕も大水木教の一員で、30を過ぎて上京した際に住む場所に選んだのは先生が住まう調布であった。調布の古本屋は当然のように先生のコミックがそろっていて漁ったものだが、当時はなかなか入手しにくかった「コケカキイキイ」もそうして手に入れた。老婆、赤子、猫、蚤が同時に死んで生まれた生き物は、子供が直感で神として祀り、やがて東京に出てきて様々な世相を解決=破壊していく。三島由紀夫や寺山修司、佐藤栄作たちも大活躍。調布に住む僕にとって、甲州街道をたどって都心へ行くイメージが常にあった。

  • 夕暮れ族という現象まで生み出したわけだが、バブル期に差し掛かる東京の空気感ががつがつせず、実にすっと掬い取られている。この単行本は出たときに、引き寄せられるように、すぐ買ったのだが、当時話題になった性描写すらえぐみが残らない。僕の中ではラディゲやジイドのようなフランス文学の香気漂う逸品である。この時期の東京にしかない下卑た世相がこのような極上のお酒のような作品になるのだから面白い。

  • この作品は、プロジェクトに自分の会社が加わっていたこともあり、アニメ製作段階に、プロットで内容を知った。新海監督の過去作は全て観ていて正直大ファンだったのだが、そのプロットは、これまでの作品全てを重ねあわせ集結させスパークさせたような作品になることは明らかで、大変なことになるのを直感したことを覚えている。試写で最初に見たときに直感は確信に変わり、実際にムックも作ったわけだが、自分のやってきた仕事の中でも好きな仕事になった。「言の葉の庭」はそのものだが、彼もまた東京を緻密に詳細に描き、この作品も同様に地方と東京の関係性を追及してきた作家である。この小説はアニメの公開前に40万部が売れた。動画がなくともそれだけの人を動かす力を持っていたわけだ。「見てから読むか、読んでから見るか」のまさに平成版である。

1961年、大阪府枚方市生まれ。同志社大学卒。KADOKAWA/2021年室エグゼクティブプロデューサー・担当部長。京都市埋蔵文化財研究所理事。大阪府日本万国博覧会記念公園運営審議会委員。大学卒業後、産経新聞大阪本社に入社、 神戸支局・大阪本社社会部と6年間記者として過ごし、主に警察担当。最後は大阪府警本部捜査1課担当。その後、福武書店(ベネッセ)に入社、月刊女性誌カルディエの創刊に参加、さらに角川書店に入社し、隔週女性情報誌シュシュの創刊に参加、関西ウォーカー、大人のウォーカー、東海ウォーカー、九州ウォーカーの4誌編集長を務めたのち、ウォーカー総編集長を経て現職へ。他に、中川右介「角川映画1976~1984」、太陽の塔ウォーカー、若冲ウォーカーなど。

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