ブックキュレーターhonto編集員
ダイエットは明日から。卓越した描写に悶絶する作家の食エッセイ
小説家、漫画家が綴る食にまつわるエッセイをまとめました。多忙な作家は、食事が大切な息抜きということが多いようで、食へのこだわりに並々ならぬものが感じられます。さらに料理の描写は、さすが本職。微に入り細を穿ち描き出される食の魅力に、お腹が空いてくること間違いなし!ダイエットがどうでもよくなる、魅力的な食エッセイばかりです。
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「お腹へった」が口癖の著者が、自らの食い意地を存分に発揮したエッセイ集です。〆切に追われる身にも関わらず編集者に隠れてディナーを予約し、心おきなく美食を楽しむため断食にチャレンジ。常軌を逸した食へのこだわりは、アッパレのひと言です。著者による挿絵も魅力的で、眺めているだけでお腹がグゥと鳴ってしまいそう。
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ことばの食卓
武田 百合子(文) , 野中 ユリ(画)
キャラメルや牛乳をはじめ、身近な食を語った一冊です。著者は1925年生まれのため、昭和初期や戦時中の食料事情といった貴重な食の記録も登場します。亡くなった夫の記憶がよみがえる「枇杷」、娘とともに不味いオムレツに出くわす「夏の終わり」など全14編。食にまつわる思い出話にほっと心が温まります。
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やわらかなレタス
江國 香織(著)
著者の日常とともに食にまつわるエピソードが紹介されます。妹と買い物帰りに食べた中華、父が食べさせてくれた牛肉の脂身など、食には一緒に食べた人との記憶がセットになっていることがよくわかります。緻密な描写と豊かな表現は著者の小説同様。読めばすぐにでも材料を買いに走り、自分でも作ってみたくなるでしょう。
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ごはんぐるり
西 加奈子(著)
関西弁混じりの文章で、食にまつわる思い出がテンポよく語られます。外食はほとんどしないという著者が紹介する料理は、どれも身近で簡単なものばかりです。なかでも子ども時代に住んでいたエジプトで食べた「卵かけご飯」を読めば、すぐにでも卵かけご飯を食べたくなるはず。独特な観察眼が光る食エッセイです。
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