ブックキュレーター東邦出版編集部 鈴木裕也
フットボーラーの生き様に迫った一冊
サッカー選手に焦点を当てた5冊を選びました。選手たちがどのような人生を歩み、どのような想いを持って、いまこのピッチでプレーしているのかを知れば、サッカーがこれまで以上に面白く、より熱狂できるスポーツに感じられるのではないかと思います。
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カンプノウの灯火 メッシになれなかった少年たち
豊福 晋(著)
世界No.1フットボーラーは?と聞かれれば、多くの人がリオネル・メッシの名をあげることでしょう。本書は、メッシとともにFCバルセロナのカンテラでプレーした選手たちのその後に迫った一冊です。メッシという偉大なフットボーラーと同じチームでプレーすることの光と影が語られています。
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あきらめない勇気 困難に立ち向かう君に贈る75の道標
佐藤 勇人(著) , 佐藤 寿人(著)
ジェフユナイテッド千葉の佐藤勇人選手と、名古屋グランパスの佐藤寿人選手兄弟の自伝です。双子として生まれ同じ家庭環境で育ったのに、性格や歩んできたキャリアがまったく異なる二人。これまでを振り返り、互いの正直な想いを包み隠さず述べあった手紙は必見です。
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アンチ・ドロップアウト 簡単に死なない男たちの物語
小宮 良之(著)
若き日に将来を嘱望されたJリーガーのサッカー人生に迫った一冊です。サッカー選手としてだけではなく、一人の人間としての生き方が映し出されています。壁にぶち当たったとき、どんなに苦しくてもどんなに泥臭くても、決して諦めず歩みを止めない彼らの姿に心を打たれました。
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高校サッカー心を揺さぶる11の物語
安藤 隆人(監修)
11人の高校サッカーの物語が収められています。選手権の試合を観に行くと、いつも胸が熱くなります。それは、この本にえがかれているように、試合に出場する選手はもちろん、控え選手、マネージャー、監督・コーチ、家族、応援団・・・多くの人の想いがピッチに乗せられているからなのだと思います。
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松田直樹選手とともに歩んだ松本山雅FCの2011年シーズンを綴ったノンフィクション。松田選手ほど情熱をプレーで表現する日本人選手を他に知りません。亡くななられてからもうすぐ7年の月日が経ちますが、いまだに彼のプレーは鮮明に記憶に残っています。心に刻まれているといったほうが正しいのかもしれません。
ブックキュレーター
東邦出版編集部 鈴木裕也1989年生まれ。福島県石川町出身。東邦出版編集部所属。サッカー、格闘技、学習ドリルなどの書籍を主に編集。最近担当した書籍は、『15歳 サッカーで生きると誓った日』(梅崎司/著)、『「育成強国」ドイツが提案する ジュニアサッカー指導の手順と練習法』(坂本健二/訳)、『頭シャープに!思考スムーズに! アインシュタイン式大人の論理脳ドリル』など。週末はサッカーやフットサルに勤しむ。
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