ブックキュレーターhonto編集員
新たな視野が開けてくる!?倫理学的視点を養うためのブックガイド
高校で倫理の教科書を眺めて以来、「倫理」と名のつく本から遠ざかっている人も多いことでしょう。道徳的な判断をする際に感情的な反応だけを頼りに思考停止してしまうのではなく、判断の根拠を合理的に模索することが倫理学の役目。倫理学的視点を養えば、これまでとは違った視野が開けてくるはずです。
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ここからはじまる倫理
アンソニー・ウエストン(著) , 野矢 茂樹(訳) , 高村 夏輝(訳) , 法野谷 俊哉(訳)
自分が絶対に受け入れなれないような意見に接した際でも、相手の立場に立って考えてみること、自分自身の感情的反発から距離を取って対話を続けること。著者はそれこそが倫理的態度だと主張します。可能な限り中立的立場から考え続けるための「技法」を教えてくれる一冊です。
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現実をみつめる道徳哲学 安楽死からフェミニズムまで
ジェームズ・レイチェルズ(著) , 古牧 徳生(訳) , 次田 憲和(訳)
治療困難な嬰児を点滴ポンプにつないで、ほんの少しの間だけ延命することは本当に正しいことなのか?本書は、そのような具体的な事例を手がかりに広範な倫理学的トピックを扱っています。倫理学を学んだことはないけれど、一度腰を据えて倫理学の本を読んでみたいと考えている人にオススメの入門書です。
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医療倫理
トニー・ホープ(著) , 児玉 聡(訳・解説) , 赤林 朗(訳・解説)
医療倫理のコンパクトな入門書であると同時に、倫理学における合理的な推論の基本を学ぶことができる一冊です。複雑な現実を単純化して倫理学説に当てはめるのではなく、最小限の哲学的道具を用いて複雑な現実のなかに分け入って行くための手引きが示されます。特に倫理学における想像力の役割を知りたい人は必読です。
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技術の倫理学
村田 純一(著) , 加藤 尚武(監修) , 立花 隆(監修)
新たな技術革新が起こることで、それまでの倫理学説の枠をはみ出た問題が生じることがあります。例えば、延命技術の革新によって生じた「脳死」という状態は人の死と考えられるのかどうか。技術の発達が既存の倫理学体系の反省を促すものであることを前提にして、倫理学を考えることの必要性を説いた一冊です。
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