ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
日本の風俗は世界一らしい!
オレはいままで一度も風俗に行ったことがない!めちゃめちゃ興味あるけど、一度も行く機会もなく50歳になってしまった・・・。行きたいなら行け!と思うでしょう。でも、一人じゃマジでビビって行けないし、店に入ったとしても女性がタイプじゃなかったらどうしよう、などと考えてしまうわけだ。チェンジすれば?というが、女性に気を使うオレとしてはチェンジなどという失礼なことができん!とにかく、風俗は奥が深いらしい・・・。
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気になるけれど行きにくいフーゾクにばかり行ってきました
藤山 六輝(著)
怖いけど、気になる!著者はそんなちょっと変わった風俗に行ってきたという体験ルポ。SM喫茶、赤ちゃんプレイ、大塚にある伝説の1万円ソープ、女子高生専門の違法風俗、女のレベルの低さが日本一と言われる地雷風俗、耳かき風俗・・・。確かにどれもかなり気になる!オレは行けないが、読んでるだけでも面白い!
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封印されたアダルトビデオ
井川楊枝(著)
年間2万本もリリースされてるAV。その中で密かに消えて行く作品もある。リリース直前に発売できなくなった、または店頭に並んだけど即回収になってしまった作品など。そんな二度と見られない封印AV作品を19本紹介。中でも出演女優を再起不能にしてしまった、有名なバッキー事件の関係者の証言はまさに狂気。ホラーより怖過ぎる!
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本書はラブホテルを利用するカップルの話ではなく、ラブホ業界にいる奇人変人の話なんですよ!使用後の部屋を見て、妄想してオナニーする従業員、客に赤いヒモパンティを見せびらかす従業員など、変態たちが集まるラブホ業界の裏側をリポート!著者は元ラブホの経営者なので漫画のような変態話はリアリティがある!
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タイトルからしてAVの撮影現場か?と思ってたが、違った!エロ本編集部の撮影現場や高級ラブドールの製作現場などである。エロ本の撮影現場ってオレも見たことあるが、経費削減で編集部員が男優役をやるんだよね。しかも、マジで挿入までしてる!特に投稿雑誌系はガチで変態カップルが僕の彼女を犯してください、と言って編集部までよく来るという話も聞いたことあるし。そんなマニアックな現場のみ取材してきた本書は面白い!
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著者自ら気になる怪しいことをやってみるという体験ルポ。エロ本出版社で働く、立ちんぼについていく、格闘家に本気で殴られる、ヤクザに監禁されてみる、などまさに体を張ったリアルエンターテイメント!この著者は素晴らしいね。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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