ブックキュレーター岩波書店 単行本編集部
- 66
- お気に入り
- 3972
- 閲覧数
-
『もしもわたしたちが、いつかおとなになることだけのために生まれてきたのなら』――直木賞作家・佐藤正午の『ビコーズ』で何度も使われる印象的なこのフレーズは、本作からインスパイアされたものです。わたしたちは、なんのために生まれてきたのでしょう?
-
金のがちょうのほん 四つのむかしばなし
レズリー・ブルック(文・画) , 瀬田 貞二(訳) , 松瀬 七織(訳)
『グリム童話』でもおなじみの一話。まぬけといわれていた三男坊が持ち前の優しさで大成功!というあらすじだが、きんのがちょうに娘や牧師が次々にぺたっとくっついて行列するシュールな光景、深い森、石畳の町、びん入りぶどう酒・・・遠い異国に心がおどった。
-
芥川龍之介の作品には国語の教科書で出会いましたが、その後、自分で文学全集を読み、『蜘蛛の糸』では御釈迦様の気まぐれに呆気にとられ、『桃太郎』では視点を変えて読んでみることの楽しさを教わりました。教科書から一歩先に進みたい方にお勧めです。
-
冒険の森へ 傑作小説大全 17 私がふたり
東野 圭吾(著) , 船戸 与一(著) , 赤川 次郎(著)
「もし、自分がもうひとりいたら・・・」。きっと誰もが、そんな空想をしたことがあるでしょう。便利なのか?恐ろしいのか?この作品集には「私がふたり」のフシギな世界がたくさん描かれ、結末もそれぞれ違います。中学生の頃に読みたかった!一冊です。
ブックキュレーター
岩波書店 単行本編集部岩波書店は総合出版社であり、その出版活動は人文・社会科学、自然科学、芸術、文学、児童文学など、きわめて広い範囲に及んでいます。その中でも単行本編集部は、学術的な専門書から、学問の成果を正確にわかりやすく伝える一般書、さまざまな社会問題に迫る本、エッセイ、文芸書まで、幅広い編集活動を展開しています。
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です